今度ハワイに行くことになったので、円からドルに交換しようと思いまして。
ちまたでは「海外旅行先の買い物では、クレジットカードの手数料の方が安いからメインはクレジットカードを使え」と言われているわけですが、ちょっとコンビニで水を買うとか、チップを手渡すとか、そういうときにはやっぱり現金がいるじゃないですか。
大金は必要ないにしても、ちょっとは現金を持っておきたい。
そこで外貨両替の手数料を比較してみたら「え?クレジットカードの手数料より安くない?」っていうくらいの、安い手数料のところがありました!
今回は、実際に私がお得に外貨両替をしたときの様子をご紹介していきますよ~!
外貨両替の手数料を比較したら米ドルはこうなった
検証のためにもきちんと計算をしなきゃいけないので、最初にデータを集めるところからやってみました。
本題に入る前にちょっとお付き合いくださいね。
米ドルを両替する場合、現地・銀行・空港・金券ショップで購入すると2~3%の手数料が乗っかっています。10,000円くらいの少額を両替するなら、まぁ手数料としては気にならない程度ですかね。
では「手数料が安い」と言われているクレジットカードの手数料はいくらかというと、それがこちら。
現地で買い物をした金額に、このクレジットカード手数料が加わります。
もっと細かいことを言うと、カードを使って買い物をすると、買い物をした日の為替レートではなくて「カード会社が決済をした日」の為替レートが使われます。
まぁ、サブプライムローン問題とかリーマンショック並みの為替変動がない限り、この決済時のタイムラグによる為替レートの差はわずかなものなので、それほど考えなくても大丈夫。
またクレジットカード利用時の為替レートは、ニュースで「今日の円相場は1ドル○○円でした」と言われているものが使われるのではなくて、カード会社が定めた為替レートが使われます。
この為替レートにもほんのり手数料が入っています。といっても微々たるものですが。
なのでとりあえず、ここではカードの手数料は1.60~1.63%ということで考えます。
ここまでをまとめると
- 現地・銀行・空港・金券ショップの手数料→2~3%
- クレジットカードの手数料→1.60~1.63%
となります。
普通に考えて、クレジットカードがおすすめされる理由が分かりますよね。だって手数料が安いもん。
ではでは、ここからが本題ですっ!
私の希望として、「ネットで簡単に申し込みができて、自宅に外貨を送ってくれるところ」という点を第一として考えました。
そこである日の為替レートを比較した表がこちら。
自宅に送ってくれないところも入ってますが、比較ということで載せています。
この日の為替レート(新聞に載ってるものね)は朝11:00の段階で
1ドル=106.021円
でした。
【但し書き】
※これを調べたときは11:00過ぎで、大抵の会社は11:00前後の為替レートを基準にしています。そのため11:00のレートで比較しました。
※時間によってレートを更新する会社や、申し込み時のレートを採用しているところは、該当する時間の為替レートで比較しました。よって1ドル=106.021円で計算していない箇所があります。
※毎日調べて平均値を出したわけではないので、参考程度に考えてくださいね。
外貨両替の手数料が一番お得だったのはここ!
表の「%」の項目は、為替レートの金額の中に含まれている手数料の割合を計算したものなんですが、断トツで安いところがありますよね。
そう、マネーバンク!手数料が1%を切ってるし、クレジットカードの手数料1.60%より安いやん!
ただね、デメリットを言うと7万円も両替しない人は利用できないっていう点。
- 7万円以上両替したいとき→マネーバンク
- 3~7万円以内で両替したいとき→GPA
こんな感じで使い分けると良さそう。
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外貨両替の手数料がお得だったので実際に申し込んでみたら…
私の場合は現地のツアーを申し込んでいて、そこのツアー会社は「現地で現金払い」という決済方法だったので、必ず200ドルは現金で必要でした。
よく現金のデメリットとして「落としたり盗まれたらお金が返ってこない」と言われますが、うちは旦那がクレジットカードごと財布を落としたことがあるので(国内でね)、あのときの「カードを不正利用されたらどうしよう!」という恐怖に比べたら現金を盗まれた方がマシです。カードを止めたり再発行したりと手続きも面倒でした。
それに海外でスキミングされた日本人のクレジットカード情報が売買されているという事実もあるので、私は大きな買い物はクレジットカードを使うけど、それ以外は現金でいきたい派です。
なので家族の食事代とか買い物代なんかを考えて、最低ラインの7万円ほどマネーバンクで両替することに。
実際に申し込みをしてみたら、2日後にはすぐに書留で自宅に米ドルが届きました。
紙幣は全部お任せになるんですが、海外旅行用に小額紙幣を多めにしてくれています。
高額紙幣は「これ、偽札じゃないの?」って疑われることがあるので現地では使えないことが多いため、100ドル紙幣は含まれていませんでした。
バランスよく揃えてくれているので、お任せでも問題ありませんでした。
マネーバンクの手数料を計算してみた
私が申し込みしたのは2月27日の13:11でした。マネーバンクでは申し込み時の為替レートが採用されます。
このときのマネーバンクの為替レートが
1ドル=107.81円
通常の為替レートの方は、13:11時点ではちょうどドルが値上がりしている瞬間だったので、底値の
1ドル=106.937円
と考えます。
私は切りが良いところで660ドルほど両替することにし、660ドルを購入するのに71,154円を支払いました。
これ、お金と一緒に入ってた明細表です。
もし手数料なしでドルを両替できたとしたら、私が支払う金額は
106.937×660ドル=70,578円
だったはず。
この差額が手数料ということになります。
71,154円-70,578円=576円
ということで、マネーバンクで両替したら576円の手数料でした。
クレジットカードで同じ金額ほど買い物したら手数料は?
じゃあ同じ金額だけクレジットカードで買い物をしたとしたら?
カード会社が独自に為替レートを決めていますが、ここに含まれる手数料はわずかなのでこの際ムシ。
その日の為替レートが「1ドル=106.937円」なので
106.937×660ドル=70,578円
となるので、この金額に一番安いJCBのクレジットカード手数料1.60%が加わると
70,578円×1.60%=1,129円
1.63%の手数料がかかるVISAやMasterCardカードだと、手数料は1,150円になります。
クレジットカードを利用した場合の手数料は1,129円ということに。
少しの差ではありますが、マネーバンクで両替をした方がお得という結果になりました。
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おわりに
クレジットカードより手数料が安いところがあるとは、ちょっとビックリでした。
マネーバンクは申し込みをしてからその日の14時までにお金を支払えば、即日発送してくれます。
ただ、いつもドルの在庫があるわけではないので、HPを見たときに「入荷待ち」となっていることがあります。
マネーバンクを利用して外貨両替をしたいときは、出発日より余裕を持って早めに両替しておくことをおすすめします。