節分に楽しく豆まきをした後。部屋中には豆が…。
そんなときってどうしてますか?
食べる?食べない?
節分の豆まきが終わった後の豆の行方は?
また後片付けが楽な豆まきの方法って何かない?
今回は節分の豆まきの後についてご紹介します!
節分の豆ってまいた後で食べる・食べない?
結構疑問を持っている人が多いのが、豆まきをした後の豆はどうするのか?ということ。床や畳に散らばってるやつですね。
実は、正しい豆まきの仕方というのが「豆をまき終わったら、まいた豆を自分の年齢より1つ多く拾って食べる」というもの。
ということは、まいた後の豆は「食べる」ってことになります。
これは豆を食べることで「鬼退治をした」ということになるワケなんですが、今年1年の健康を祈ると共に「新年の厄払い」の意味があります。
私が小さい頃も、そういえばまいた後の豆は拾って食べてました。私の場合はただ単に、大豆がおいしくて好きだったからなんですがw
世間一般でも、「食べる派」が多いようです。食べるために、豆まきの前には掃除機をかけてから行うという人が大多数。
まいた豆を捨ててしまうのは勿体ないような気もしますし、ここは伝統に乗っ取って食べる方向で。
中には「豆まきをした後で気付いたが、塩と青のりがついた豆だった…」という場合もありますので、豆まきをする前には確認してからですね。
節分の豆の片付けが楽な方法ってない?
豆まきをした後の豆拾いというか後片付けって、ちょっと面倒ですよね…。
きちんと拾っておかないと、数日後に「なんでこんなところに」というところから豆が見つかったりします。
後片付けを楽にする豆まきの仕方って、何かないの?
豆まきにはみなさん色々と工夫をしているようです。一体どんな工夫をしているんでしょうか?
豪快にまかない・数粒だけ投げる
豆まきの後片付けに悩んでいる人は結構いるんですが、みんなが工夫しているのがこちら。
- 綺麗にした床の上だけに投げる
- 各部屋に数粒だけ投げる
こんな感じで、テレビの裏やソファーの後ろに豆が飛んでいかないように、そっと豆まきをしています。
豪快に豆まきをしたいときは、家具が何もない壁に向かってまくと良いかも。
殻付き落花生を使う
大多数のご家庭では、炒った大豆を豆まき用の豆として用いますよね。
しかし大豆ではなく、落花生で豆まきを行っている地域があるんです。
落花生を使うのは主に北海道・東北・信越地方といった雪の多い地域と、九州の一部です。
九州で落花生が使われるのは「落花生の産地があるから」という理由からですが、落花生を節分で用いたのは元々は北海道が発祥とされています。
なんでも、「雪の中で豆まきをしても、拾って食べられるから」という理由から始まったそう。
また落花生は殻付きだから外側が汚れても平気という理由の他、拾いやすい・掃除がしやすいというメリットもあります。
こういった掃除のしやすさから、最近では落花生をまくご家庭も増えてきています。
大豆の代わりに殻付き落花生を使うのはいかが?
加えて落花生を食べるときは、殻付きで1つと数えることが多いそうですよ。
小袋に入った豆を投げる
掃除がしやすいように、小分けになった豆を袋のまま投げるという方法です。
豆まきという臨場感には欠けますが、一番合理的な方法です。
お菓子をまく
豆をまかないので節分というか、どちらかというと餅まきみたいな感覚ですが、お子さんのいるご家庭では確実に喜びます。
豆の代わりにチョコレートやハイチュウ、飴などをまくんですが、お菓子なのでお子さんは必死になって1つ残らず拾ってくれるでしょう。後片付けもしなくて済みます。
おわりに
節分の豆をまいた後についてご紹介しました。
まいた後の豆は食べて厄払いをするという意味があるので、普通に豆まきをする場合はとりあえず掃除機はかけないといけませんね。
時代と共に豆まきの仕方が変わっていっても、伝統行事は次の世代にも引き継いでいってもらいたいものですね。
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