家を購入するときに住宅ローンをいくら借りるかというのは、その後の生活に影響するものなので慎重に検討しますよね。
私達夫婦も子供達が何歳のときに旦那と私が何歳で、何歳のときに高校生になるとか大学でお金がかかるとか、全部書き出して計算してみました。
うちの旦那は今現在ファイナンシャルプランナーとして働いているんですが、住宅購入の際のローンの借入額の相談も多く受けています。
そのときに一番多い質問が「ちゃんと返済していけるかどうか?」だそう。やっぱりローンをきちんと返済していけるかどうかは、一番気になることですよね。
今回は旦那に聞きながら、住宅ローンにまつわるお金の話をしていこうと思います。
住宅ローンいくらまで借りられる?
今現在は低金利ということもあって、大抵の銀行では総年収の7倍までは借りられるようになっています。
でも個人個人で「与信枠」というのが決められていて、全員が全員、年収の7倍ほどのお金を貸してもらえるというわけではないんです。
与信枠というのはその名の通り、「与えられる信用の枠」という意味。「この人なら○○円まで貸してあげられるな」「この人の場合は○○円が限度だな」というのが1人1人全部違うんです。
じゃあ、その与信枠ってどうやって決められているの?

与信枠の決められ方
与信枠というのは主に以下の項目を吟味して決められています。
- 会社の属性
- 勤続年数
- 年収
- 役職
この中だと「会社の属性って何?」ということになると思いますが、簡単に言うと「どういった業界で働いているのか?」ということ。
例えば公務員やインフラ関係(ガス・水道・電気など)で働いている方は、まず会社がつぶれるという心配がほぼ無いので、ローン審査は通りやすいし与信枠もきちんと設けてもらいやすいです。
うちの場合、マンションを購入した当時、旦那はガス会社に勤務していたのですんなりとローン審査に通りました。
でも今は保険業界で働いているので、「今家を買うとしたらローンに通らなかったかもね」と旦那は言います。収入が不安定な職種だからです。
与信枠と会社の属性はこんな感じ。貸したお金をきちんと回収できるのか?ということを見られているといったところでしょうか。
あとは勤続年数が短いと不利になりやすいというのは予想しやすいですよね。でも勤続年数が短くても貸してくれる大手銀行はあるので、この辺はそれほど心配しなくても良いかも。
しかし銀行によっても上の項目のどこに比重を置いているのかも違うし、1人1人全部違った結果になるので、いくらまで借りられるというのはハッキリしないというのが本当のところです。
ローン審査に通るまでは、最高で年収の7倍までは貸してもらえるということしか分かりません。
でもここでちょっと考え方を変えると、案外スムーズに「いくら借りれば良いか」が分かるかもしれません。
「いくらまで借りられるのか?」ということじゃなくて、「いくらなら払えるか?」という視点から逆算してみれば良いんです。
「月々の支払いがいくらなら無理なく返済していけるのか?」ということが大切で、この支払額が分かれば、どの金額の家を買えば良いのかも自然と見えてきます。
住宅ローンの返済に困らない借入額はどうやって決める?
この記事を書くにあたり、旦那に聞いてみました。
「住宅ローンのプランニングをするときは、お客さんにどんなことを聞いて決めてるの?」って。
その答えの主な項目がこちら。
- 共働きか?
- 子供は何人か?
- 親の介護が必要か?または将来その可能性があるか?
- 住宅購入にあたり親からの援助はあるか?
などなど。
またプランニングの際に使うチェックシートを見せてもらいましたが、食費・水道光熱費・交通費・交際費・保険料などを記入する欄があって、1ヵ月の生活費を把握するところから始まっていました。
プランニングの際には一番お金がかかる時期、例えば子供が大学に進学して仕送りが必要だとか、親が介護が必要になったとか、そういった人生におけるイベント時でも無理なく返済していける額なのかどうかを一緒に考えてもらえます。
一番早いのはファイナンシャルプランナーに相談することなんですが、「そこまでは…」という場合は日本FP協会のHPでチェックシートがダウンロードできるようになっているので、手始めに「家計のキャッシュフロー表」を自分で記入してみると良いと思います。
私も最初はここから始めました。
子供の大学にかかるお金はこちらを参考にしてみてください。
またネット上では返済額のシミュレーションをしてくれるサイトが沢山みつかります。そいうったサイトを利用するのもおすすめ。
私が見た中では、スーモのHPが1ヵ月の返済額を出してくれるので一番簡潔で分かりやすかったです。
こうやって「月々いくらまでなら無理せず払えるか?」ということを決めた上で、ローンを30年組むだとか35年組むだとか考えていけば、最終的にいくらの家だったら無理せず買えるのかということが分かってきます。
おわりに
住宅ローンを借りる際の考え方のひとつをご紹介してみました。
戸建ての場合は外壁の塗装だとか、後々の家のメンテナンスにかかるお金も考えておかないといけません。
マンションの場合は修繕費を積み立てているとはいえ、家の中のものが壊れたときは自腹ですし、将来的には修繕費の値上げや、年金暮らしになっても管理費・修繕費の支払いがあります。
我が家の場合は最初に「戸建てだったら○円まで、マンションだったら○円まで」という具合に金額を設定し、物件を探していきました。
最終的に中古マンションを買おうということになったので、管理費・修繕費・駐車場使用料などを含めて計算しなおし、無理なく払えると判断したので今住んでいる中古マンションを購入しました。
旦那が定年を迎えるまでに無理なく払える金額に設定したので、手元の貯金はそこそこにして、あとは教育費だとか老後資金のために投資にお金を回しています。
ローンをいくら組むかを考えるときの参考になれば幸いです。