引っ越しの際には、たくさんの不用品が出てしまいますよね。
ゴミの日に捨てられるようなものなら良いんですが、大型家具だったり捨てるのは勿体なかったりする場合は?
我が家もアパートからマンションへ引っ越しましたが、そのときは物を持たない暮らしに憧れていたので、大型家具や使わない家電などをたくさん処分しました。
我が家の話を交えながら、
- 小物のお得な処分方法
- 大型家具の処分・回収をしてくれる引っ越し業者
- 不用品処分の費用
をご紹介していきます!
引っ越しの不用品処分3つの方法
不用品といっても様々なものがあります。
我が家の場合は2軒前の家で使っていた冷風扇と除湿器が押入れで眠っていました。もう使わないけど結構新しいし、捨てるのはちょっともったいない…。
他にも着なくなった服や子供の小さくなった服、使っていない食器などたくさんありますよね。
そんなときはこちらの方法がおすすめです。
まずは小物の処分方法はこちら。
1.ネットオークションなど
ヤフオクやメルカリなどで売ると、普通にリサイクルショップで売るより良い値がつきます。
写真を撮ったり出品や発送などの手間はかかりますが、何が売れるか分からないのが面白いところ。
私は子供用のおむつについているポイントを集めていたんですが、まぁまぁ集まっていたもののポイント数がちょっと足りなかったんですよね。
それで「もういいや」と思ってヤフオクで出品してみたら1,500円で売れました。
はっきり言っていらない人にとったらゴミみたいなもんですが、こんなものでもお金になります。ポイントは結構集めている人がいるので、家で眠っているものがあったら売りに出してみてください。
またリサイクルショップでは買い取ってくれないぬいぐるみも、きれいなものだけを集めて5個セットにしたら買ってくれる人がいました。
アプリから出品すれば無料で出品できるなど、初期費用もかからなくなっているので気軽に取り組めますよ。
子供服も人気ブランドなら少々汚れがついていても落札者が必ずいます。
時間と余裕があれば取り組んでみてください。
2.リサイクルショップ
リサイクルショップでは二束三文にしかならないこともありますが、お金を払って捨てるよりマシです。
特に家電製品や未使用の生活雑貨類などはリサイクルショップに持って行きましょう。
リサイクルショップに売る場合は、どこのお店へ持って行くのかが重要になります。
服や生活雑貨の買い取りはどこも同じような感じですが、家電はお店によって買い取り価格が全然違います。
お店に入ってすぐに目に入るところに置いてある商品が、そのお店が買い取りに力を入れている商品になります。
なのでお店の目立つところに家電が置いてあれば、そのお店で売るのが正解。
うちの場合、先ほど話に出てきた冷風扇と除湿器。
最初にハードオフに持って行ったら型が古いために「買取できない」と言われてしまいました。
しかし次に2ndストリートに持って行ったら買い取ってくれ、2つで2,500円の値がつきました。
(2ndストリートは入ってすぐのところに家電が並べてある店舗でした!)
捨てる神あれば拾う神あり、です。
3.ジモティー
ジモティーとは不用品の「あげる・もらう」を行っているネット掲示板です。(一部有料で取引されています。)
自分の住んでいる地域ごとに分かれていて、基本は「必要な人はうちまで取りに来て」というスタンスです。
地方情報誌なんかにたまに載ってませんか?「不用品譲ります」というコーナー。あれのネット版です。
手順としては
ネットオークションなどに出品
↓
売れなかったものをリサイクルショップに売りに行く
ジモティーに掲載する
↓
それでも売れなかった・もらい手がなかったものは捨てる
というのが理想です。
我が家はこんな感じで不用品をどんどん売りに出して、トータル1万円くらいになりました。
ゴミで捨てようと思っていたものが1万円になるなんて、ありがたい話です。
引っ越し不用品の引き取りをしてくれる業者は?
大型家具の処分方法
小さいものは自分でせっせと処分すれば良いんですが、困るのが大型家具の処分ですよね。
一般的には大型家具の処分の方法としてはこちら。
- 訪問で買い取りしてくれる業者に依頼する。
- 自治体の粗大ゴミで出す。
- 引っ越し業者に引き取ってもらう。
- 自分でクリーンセンターに持ち込む。
うちの場合は車に積める机だとか小さめな家具は、自分達でクリーンセンターに持ち込んで無料で処分しました。
困ったのが婚礼ダンスです。
祖母が亡くなったときに譲り受けた立派な婚礼ダンスなんですが、型が古いため買い取ってくれる先がありませんでした。
自治体の粗大ゴミに出すにも搬出するのが結構大変。大きな婚礼ダンスなんてまず無理でした。
そこで引っ越し業者に引き取り依頼をすることに。
不用品の引き取りをしてくれる引っ越し業者
大手引っ越し業者で不用品の回収をしてくれるのはこちら。
- サカイ引越センター
- ハート引越センター
- アップル引越センター
- 日本通運
※主に大型家電や家具の回収を行っているので、生活ゴミは引き取ってもらえません。
しかし生活ゴミが大量に出て運搬が大変な場合は、場合により引き受けてもらえることがあります。相談してみてください。
不用品の回収は見積りを出してもらう段階で伝えておけば、処分にかかる費用を教えてもらえます。
「新居に運んでもらう大型家具がある&不用品処分」というときは、必ず訪問見積りをしてもらってください。
どうしようか迷っている場合は、処分にかかる金額だけ教えてもらって、後日電話で追加依頼しても大丈夫です。
処分品有りと無しの2パターンの見積もりを出してもらってもOKです。
引っ越し業者に頼むと引っ越しのついでに搬出してもらえるので、お金はかかりますが一度に済むため時間と面倒が省けます。
また一番良い方法は、引っ越し日と粗大ゴミの回収日を合わせること。
引っ越し業者にあらかじめお願いしておけば、荷物の搬出をするときに一緒に粗大ゴミを持って出て、収集場所に降ろしてもらえます。
降ろしやすいように一番最後にトラックに積んだり、処分品を積むトラックを別で用意してくれます。
自治体によって違いはあると思いますが、私が住んでいる地域では指定された日にちの「○時までに出しておいてください」というのが決まっています。
午前中の収集だったので、私は時間が合わずに引っ越し業者に処分をお願いすることにしたんですが、都合がつくならこの方法がおすすめです。
不用品処分の相場は?
業者によって価格は様々ですが、私が以前勤めていた大手引っ越し業者での不用品の処分価格をご紹介します。
大きさによって値段は変わりますが、おおよその目安にしてみてください。
- テレビ→6,000~7,500
- 洗濯機→6,000~7,000
- 冷蔵庫→8,000~9,500
- エアコン→6,000~
- 電子レンジ→2,000~
- ベッド(シングル)→3,000~5,000
- たんす→3,000~8,000
おわりに
不用品の処分についてご紹介しました。
私が引っ越し業者で働いていたときに大型家具の処分で依頼が多かったのは、マットレスやベッド、たんすといった、あまり買い取ってもらえないものでした。
家電はまだ壊れていないものなら、リサイクルショップに売った方が良いかもしれませんね。
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