日本三大花火のひとつ、秋田県の大曲で開催される「全国花火競技大会」が今年も開催されます。
普段は4万人が暮らす穏やかな町ですが、大曲の花火大会には70万人を超す人が押し寄せます。
毎年大曲は大渋滞。なんとツアーバスですら毎年数台は駐車場に時間内に停められなくて、花火の開始時刻に間に合わないという事態が発生しているそう。
会場近くの駐車場に運よく停められても、24:00までは交通規制がかかっている区域に停めると日付が変わるまで出られないということもあります。
そこで今回は、交通規制区域外に停められる駐車場で、且ついつもそれほど埋まっていない穴場な場所や、早起きを頑張れば停められる駐車場の混雑する時間帯をご紹介します!
はじめに
まず始めに断っておきます!
「交通規制区域外に停める=最低1時間は歩く」と思っておいてください。買い出しのために自転車を持ち込んで使うのはOKですが、会場には持ち込めない上、帰りは人込みで自転車が邪魔になるので使えません。
足腰に自信がある人、ダイエットのために歩きたい人、それも思い出だと思える人、そんな人におすすめな場所です。
帰りにスムーズに帰りたいことから、街の中心部より遠くの駐車場から埋まっていきます。ですので意外と中心部は昼からでも停めれたりします。あまり歩きたくない場合は渋滞覚悟で中心部に停めるのも手です。
大曲花火大会の駐車場の混雑状況と穴場
駐車場が新たに増えたり、天候によっては閉鎖になったりするところがあるかもしれませんが、2016年の地図を元に雄物川を境に東と西に分け、北にある駐車場から順にご紹介していきます。
これからご紹介する駐車場は、当日の早朝・または前日よりもっと前から並んでいないと入れないところは全て除き、例年を通し当日に割と停めやすいところだけをピックアップしました。数年分のデータより混雑する時間帯も調べて載せていますので、行く時間も参考にしてみてくださいね。
2017年度の交通規制図および一般駐車場一覧はこちら。
2017年度の一般駐車場開場時間・駐車料金・駐車可能台数・予約の不可などはこちらから確認できます。
※一般駐車場は毎年ほぼ変わりませんが、2~3カ所程度は変更になる駐車場が出てきます。
雄物川の西
73.マルサンスポーツセンター(有料)
ここは例年9:00前後から混雑してきますが早朝の7時台を目指せば駐車可能。2016年は満車でした。
徒歩8分の場所に興栄建設がありますが、ここは会場に行かなくても綺麗に花火が見えると人気の隠れスポット。会場で昼の部と屋台を楽しんで、夜は隠れスポットで花火鑑賞。帰りはさっと帰る、なんてこともできそうです。
18.大曲ファミリースキー場(無料)
毎年いつでも駐車可能。2016年の駐車率は50%でした。徒歩で会場まで1時間5分です。
19.秋田県立農業科学館(無料)
早ければ9:30あたりから徐々に車が増えますが、通常は11:00前後から込み合ってきます。2016年は満車でした。
26.大曲球場(無料)
ここは毎年常に駐車可能。2016年は59%の駐車率でした。
いつ行っても停められますが、ただし会場までが遠くて1時間半くらいは歩きます。
74.㈲大曲重機運輸(有料)
いつも夕方から混みますが、満車で停められないということはありません。2016年は50%の駐車率でした。会場までは徒歩で1時間です。
雄物川の東
72.大仙市民ゴルフ倶楽部(有料)
だいたいお昼すぎから車が増えますが早ければ9:00から混雑することも。
早朝を狙えば駐車可能です。2016年は満車でした。
78.羽後交通大曲営業所(有料)
11:00過ぎにはかなり混雑してきます。狙うなら早朝~9:00までを目指した方が無難。2016年は満車でした。
71.JA秋田おばこ(有料)
10:00頃から混雑し出し、午後からは満車で停められません。狙うなら早朝に。2016年は満車でした。
33.パチンコボンボンスタジアム(有料)
毎年バラつきがありますが、早ければ9:30から混雑し始めます。2016年は満車でした。
82.福田町駐車場(有料)
比較的最近加入した駐車場なので過去のデータがありませんが、2016年は満車でした。
会場から遠い位置にあるので、早朝を狙えば駐車可能かと思われます。
84.㈱タニタハウジングウェア駐車場(無料)
新しく加入した駐車場でデータがありませんが、2016年は満車でした。
83.㈱タニタ秋田駐車場(無料)
新しく加入した駐車場ですが、認知度が低かったのか2016年は駐車率8%だったので狙い目です。
57.仙北ふれあい文化センター(無料)
毎年満車にはならないのでいつでも駐車可能です。2016年は63%の駐車率でした。
徒歩で会場まで約45分です。
80.仙北支所(無料)
無料とあって11:00頃から混雑してきます。2016年は満車でした。
狙うなら9~10:00までを目標に。
40.大曲花火大橋上流右岸河川敷:川目南(無料)
会場から遠いので例年あまり混雑しない場所ですが、2016年は満車になりました。
徒歩で会場まで約50分です。
大仙市がおすすめしているJR併用の駐車場
60.神岡支所(無料)
12:00前後から混雑し始めます。2016年は満車でした。停めるなら午前中を目標に。
帰りの13号線は北に行っても南に行っても大混雑するので迂回路を通りましょう。
61.西仙北支所(無料)
例年14:00あたりから混雑します。2016年は92%の駐車率でした。
62.協和支所(無料)
毎年あまり混雑はしません。2016年は39%の駐車率でした。
63.中仙支所(無料)
例年13:00を過ぎた頃から混雑しはじめます。停めるなら午前中を目指しましょう。2016年は満車でした。
大曲花火大会の駐車場の混雑と穴場 おわりに
理想としては帰路の主要幹線道路に左折で入れる位置関係にある駐車場を確保することです。
しかしそうも言っていられないときは、道路沿いに「駐車場空きアリ」と看板を持って立っている人を見かけたら、迷わず停めるくらいの心構えでいた方が良いでしょう。
前日入りできる場合は、前日の夕方から入場できる駐車場もありますので、時間に余裕があれば会場に程よく近い場所を確保できます。
しかし帰りの渋滞は覚悟しなければならないので、車中泊をする覚悟はしておいてくださいね!