乾燥生姜の作り方はレンジで簡単にできると聞いたので作ってみた！画像付き

寒い季節になると温かい飲み物で体を温めたくなりますね。
体を温める代表格の生姜は、生姜湯やスープ・鍋などの冬の料理にもたくさん使われます。

また生姜を食べてから運動すると、脂肪をより燃焼させてくれる成分が含まれているのでダイエット効果も期待できる優れもの。

そんなありがたい生姜ですが、生でたくさん食べると体を冷やすことになり逆効果。

生姜が持つ体を温める成分を有効に取り込むためには、漢方薬のように生姜を乾燥させて摂取するのが一番。

そんな乾燥生姜は自分で簡単に作ることができます。生姜はスーパーで買っても100円程度なので安いですよね。

しかも電子レンジで簡単に作れるとあっては、やってみないと損！

ということで、実際に乾燥生姜を電子レンジで作ってみました！
初めてでしたが、とっても簡単でした。

乾燥生姜の作り方　レンジで

乾物を作る場合は天日干しが用いられることが多いです。

田舎の空気の良いところで天日干しをするなら良いですが、我が家はマンションで家の前を車がびゅんびゅん行き交います。
そんな環境で天日干しをするのはちょっと気が引けまして…。口にするものなので排気ガスとか気になる。

そこで乾燥生姜を電子レンジで簡単に作れると知り、実際に作ってみました！
ちなみに土生姜でも新生姜でも作り方は一緒です。

※レンジで加熱しすぎると生姜が燃えて火が出ることがあります。
加熱中は絶対にレンジから目を離さないようにしてください。

使用したのは500ｗの電子レンジです。
600ｗで作る場合は加熱時間を短くして調整してみてください。

早速、乾燥生姜を作っていきます！

まず生姜をよく洗って薄くスライスします。

生姜の皮のすぐ下の部分にたくさんの有効成分が含まれています。
なので皮は剥かずに使用します。

普段の料理で生の生姜を使うときにも皮は剥かずに使用するのがおすすめです。
有効成分を取り除かないようにするのはもちろん、皮のまま使ったほうが生姜の香りがよく引き立ちますよ。

スライスしたら耐熱皿に並べて加熱していきます。

加熱しすぎると燃える可能性があるということなので、少しずつチンしてみます。
まず１分ほどしたところで取り出してみました。

クニャッとはなりましたがまだ水分が多く生の状態です。

そこで更に１分加熱します。
表面がカサカサした状態になってきました。

片面はこれくらいにして、今度はひっくり返して２分ほど加熱してみます。
水分が抜けてクニャクニャになってきました。

かなり水分が抜けてきましたが、完全に抜けた状態ではありません。
まだ弾力があって、グミくらいの硬さです。

そこで追加で50秒ほど加熱してみました。

かなり縮んできましたね。

ところどころ茶色くなった箇所もあり、水分が抜けてカチカチになっている箇所もあります。
ただこれ以上やると燃えそうだったので、あとは室内干しにすることにしました。

そして一晩置いておいたものがこちら。

更に水分がなくなって縮みました。
一晩ではまだ乾燥が十分ではなく、まだ弾力があります。
すぐ使う場合はこのままでも大丈夫。

しかし長期保存をしたい場合は完全に水分が抜けるまでは干しましょう。
完全に水分が抜けた状態とは、曲げたときに簡単にパキッと折れる状態です。

天候が良い時期に作る場合は乾燥も進みますが、寒い時期に作るとなかなか乾燥しません。
そんなときは時短でドライヤーで水分を飛ばしても良いと思います。
ただ軽くて生姜が飛んで行ってしまうので、飛ばないように気を付けながら弱めの風量でやってみてください。

【結果】
500ｗの電子レンジなら片面２分ずつ加熱して、その後様子を見ながら加熱するという方法を取ると良さそう。

乾燥させた生姜はしょうがせんべいのような香りがして、匂いだけ嗅ぐと甘くて美味しそう。
試しに一かけら口に入れてみたら、辛味がギュッと濃縮されていてすごく辛い！
なんだか期待できそうです。

作ったあとはみじん切りにして料理に使ったり、ブレンダ―などにかければ乾燥生姜の粉末が作れます。

電子レンジで乾燥生姜は簡単に作れます。

しかし乾燥させすぎて炎上する危険性があります。
ここだけに気を付けながら、ある程度レンジで乾燥させたら天日干し/または室内干しをするのがおすすめです。

初めてでも簡単＆手軽に作れますので是非、乾燥生姜をご自宅で作ってみてくださいね。