冬は温かいお風呂が楽しみな季節。
色々な種類の入浴剤も販売されていることから、日本人はやっぱりお風呂好きが多いんでしょうね。
しかしよく聞かれるのが、「お風呂ではきちんと湯船に浸かっているのに、お風呂から出ると足がすぐに冷たくなる」という冷え性の方の声。
私の経験上、冷え性改善にはお風呂の入り方もとっても大切。実際に私も冷え性を改善したくて、あれこれ調べてお風呂の入り方を変えてみました。
もちろん、お風呂だけきちんと入っていれば良いというワケではありません。
筋力をつけるための運動を主軸として、色々な冷え性改善策を組み合わせていくのが良いと思っていますが、その一つがお風呂です。
やり続ければ、1ヵ月経った頃から体質が変わってきているのを実感できると思いますよ。
冷え性に効くお風呂の入り方は?時間はどれくらいかける?
お風呂の目的はもちろん汚れを落とすことにありますが、冷え性の人にとっては体を温めるという大切な時間にもなります。
冬は熱いお湯を入れてしまいがちですが、体を温めるためにはリラックスした状態で長い時間お湯につかっていることが大切。
そのために冷え性の人におすすめなお風呂の入り方は半身浴です。
お湯は38~40度くらいの少しぬるめの温度にします。
熱いお湯だと体の表面は温まるのですが、それだとすぐにのぼせてしまって長い時間お湯に浸かっておくのが難しいです。
そうなると短時間になってしまうので、体の芯が温まらないうちにお風呂から出てしまうことになります。
どれくらいの時間が必要かというと、最低でも20分です。
20分はお湯に浸かっておきましょう。
20分経たないうちにしんどくなってきたら、浴槽の縁に腰をかけて足湯のようにして入っても構いません。
少しクールダウンしたらまたお湯に浸かるという具合に、とにかく最低20分を目安にお湯に浸かるようにしてください。
私も暑くなったら腰をかけて休憩したり、水を持って入っておいて途中で水分補給をしたりしています。
本や雑誌を読んだりタブレットでドラマを見たりなど、20分って長いようですが、好きなことをして過ごしているうちにすぐに時間が過ぎてしまいます。
お風呂から上がったら水分補給をしてくださいね。
私の場合は子供と一緒にお風呂に入っていたので、1人でゆっくり長風呂とか到底無理でした。
そんなときは子供を寝かしつけてからもう一度お風呂に入ったり、足湯をしていました。
冷え性だけどお風呂が苦手な人は足湯がおすすめ
長風呂が苦手だったり家庭の状況で難しかったり、私のように子供が小さくて1人でお風呂に入れないなど、半身浴ができない場合。
そんなときは足湯をすることで半身浴と同じ効果を得られます。
足湯もお風呂と同様、最低20分は行ってください。
特に足が冷えて眠れない方は、寝る前に行うのがおすすめです。
足湯の場合はお風呂と違ってすぐにお湯が冷えてしまうので、用意するのは少し熱めのお湯でも大丈夫です。
用意するのは
・足をつける容器
・お湯
・つぎ足し用のお湯
・タオル
だけです。
足をつける容器は足湯専用の物も売られていますが、くるぶしまでお湯がつかるくらいの深めの容器なら何でも良いです。
(私はバケツを使っていました笑)
足湯をしているうちにお湯がぬるくなってくるので、熱いお湯をつぎ足しながら行います。
だんだん体がぽかぽかしてくるのを感じると思いますよ。
余談ですが、先日うちの旦那がスゴ腕整体師さんと知り合って、「ヘルニアの腰痛の痛みが一発で治まった!」と意気揚々と帰ってきました。
注射を打っても痛みが引かなくて困っていたところだったので、感動が大きかったようです。
その整体師さんは足を触るだけでどこが悪いかをすぐに見抜くすごい人なんですが、その人に「あなたは冷え性だから足湯をしなさい」と言われたそう。
うちの旦那は暑がりで、本人も周りの人間も、旦那が冷え性だとは誰一人思ったことはありませんでした。
だけど体の中が冷えているんでしょうね。胃腸が弱いし、体調も崩しやすい。隠れ冷え性ってやつです。
専門の人でさえおすすめしている足湯。
足湯の重要性を再確認した出来事でした。
おわりに
最初の頃は毎日続けるのが大変かもしれませんが、半身浴か足湯はできるだけ続けてみてください。
続けるうちにだんだんと汗をかくようになってきて、代謝の良い体へと変化していっているのを感じるはずです。
と同時に、冷え性の人は筋肉が少ないために血行が悪いことが多いので、運動も同時に行ってください。
特に体が硬い人は冷え性の傾向があるので、お風呂上りにストレッチも取り入れてみてくださいね。
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