重曹が入った入浴剤は冷え性に効果的だけでなく、美肌効果も期待できますよね。
最近では100均でも入浴剤が手軽に買えますが、自分でも簡単に作ることができるんです!自分で作ればコスパも良いし、型を使えば自分の好きな形で作れますね。
しかしよく聞くのが「途中で発泡してしまった」「うまく固まらない」といった声。
作ってみるなら、やっぱりうまく作りたい!
そこで今回、「絶対失敗しない」と言われている比率でバスボム作りに挑戦してみました!バスボム作りは初めてでしたが、作り方も簡単で失敗することなく作ることができましたよ!
実際にやってみて気付いたことやポイントを挙げながら、作った工程をご紹介していきます!
バスボムの作り方!重曹を使った簡単で失敗しない方法!
まず最初に材料のご紹介です。
使う材料はシンプルに3つだけ。
- 重曹
- クエン酸
- 塩
塩は家庭で使っているもので十分かと思いますが、こだわりたい場合はミネラルが豊富に含まれている自然塩を使ってくださいね。私は普通に家で使っている「伯方の塩」を使用しました。
重曹・クエン酸は、こちらの100均で売られているものを使用しました。
重曹は粒が細かいものの方がお風呂に入れるのには向いています。100均で買った重曹もかなり粒が細かい~。100均ので十分かも。
個人的には100均のものも十分使えると思います。しかしお肌に触れるものだし、心配な場合は食用の重曹を使ってくださいね。
バスボムの作り方
では早速作っていきます!
この作り方ではグラムは特に決まっていないので、好きに作る量を決められます。重要なのはその比率です。
★ポイント その1
重曹3:クエン酸1:塩1
これが失敗しない黄金比率です。
私は分かりやすいように「重曹90g:クエン酸30g:塩30g」で作ってみることにしました。
手順1
最初に重曹とクエン酸をよく混ぜていきます。
私は混ぜるのにタッパーを使いましたが、後片付けが楽なのでビニール袋に入れてシャカシャカ振って混ぜても良いですよ。
手順2
重曹とクエン酸が混ざったら、そこに塩を加えて更によく混ぜます。3つの粒の大きさがそれぞれ違うので、よく混ざっているかは目視で確認しやすいと思います。
手順3
3つの材料をよく混ぜたら、いよいよ水を入れていきます。
※香りを付けたい場合は、水を入れる前に精油(エッセンシャルオイル)を入れて香りづけをします。
私は家にジャスミンの香りがあったので入れてみました。
何滴という決まりは無いと思いますが、私の場合は15滴くらい入れたら粉から香りが漂うようになりました。
このあたりはお好みの香りの強さで大丈夫です。
手順4
では水を入れていきます!
家にスプレーボトルがある場合は使ってください。(私の場合はスプレーボトルの空きが無かったので、スプーンで水を入れていきました。)
★ポイント その2
水は様子を見ながら少しずつ入れていく
作る時期やその日の湿度によっても水分量が変わってくると思われます。
空気中の湿気も吸ってしまうので、様子を見ながら水を加えてくださいね。
ポイントはどの程度まで水を加えるかということですが、粉っぽさがなくなってきたら大丈夫です。
こんな感じでスプーンの型がつくようになれば、水を加えるのは終了です。この硬さになれば、手でつまんで形が作れますよ。
手で持っていたら、手の湿気を吸ってどんどん柔らかくなっていきました。めちゃくちゃ柔らかいマシュマロみたい。
ここからは空気中の湿気を吸って反応が進んでしまわないように、急いで作業をしていきます。
手順5
型に詰めていきます。
私はお店で捨てられていたガチャガチャのカプセルをもらってきました笑
型はこのカプセルと、家にあったものを使っていきます。
カプセルに入れていっている間も反応が進み、もこもこ膨らんできました!
急いでカプセルに詰めて閉じました。
後で気づきましたが、カプセルの溝のところにバスボムの材料が付着していると、開けるときにめちゃくちゃ固くて開けにくいです。
私はかなり奮闘してバカ力でこじ開けましたが、型にカプセルを使うときは
・中身を気持ち少なめにする
・溝の部分に材料が付着したら閉めるときによく取り除いておく
に気を付けてみてくださいね。
ガチャガチャカプセルを使うと穴から中身が出てきますが、後でこそぎ落とせますので放置していて大丈夫です。
次は湿気が入らないように型ごとラップでくるんで密封容器に入れて乾燥させます。
このときにお菓子についている乾燥剤があれば一緒に入れます。なければそのまま冷蔵庫に入れてください。
湿気が多い季節に作る場合は基本的に冷蔵庫保存にしてくださいね。
手順6
ひと晩乾燥させました。型から取り出してみますよ~。
手の湿気を吸ってしまうので、一応手袋をして作業をしました。
おっ!キティちゃんぽくなっています。
カプセルに入れたものも綺麗に固まりました!
すぐに使わない場合は空気に触れないようにラップでくるみます。
そしてまた密封容器に入れて保存です。作ったバスボムは2週間以内に使い切るようにしてくださいね。
作ったバスボムをお湯に入れてみた
まだお風呂の時間ではなかったので、たらいで実験してみました。
お湯が少ないので小さいキティちゃんを入れてみます。
市販品のように泡が豪快に出てくるわけではありませんが、シュワシュワと出てきました。
少し底の部分に溶け残ったかけらが残りましたが、手で潰せばなくなりました。
手を入れた感じでは、少しぬるっとした感じです。
精油を入れているのでそれも関係あるのかも。
でも肌がすべすべです。
肌に膜を張ったように感じるので、湯冷め防止効果も期待できます。
おわりに
実際に私がバスボムを初めて作った様子をご覧いただきました。
ポイントさえ押さえれば、初めてでも失敗することなく簡単に作れました。
私が作った「重曹90g:クエン酸30g:塩30g」の分量では、卵くらいの大きさのガチャガチャカプセルなら約2個作れると思います。
使用したキティちゃんの型はシリコン製なので、取り出すときが簡単でした。
製氷皿などの固い素材の型を使う場合は、取り出すときにバスボムが割れてしまわないよう、ラップを敷いた上で型に詰めてくださいね。
バスボム作り、簡単なので是非チャレンジしてみてください!
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