私は子供のときから霜やけができやすい体質で、冬になると手足がいつも冷えていました。
「大人になったら霜やけができなくなるよ」という母が言った言葉を信じて大人になったのに、大人になっても足が霜やけになって愕然としたのを覚えています笑
私が冷え性を改善しようと思ったきっかけは妊活でした。
とにかく体を温めたい。
そんな気持ちから始めた温活でしたが、体質改善ができたのか、冬でも自転車をこいだだけで汗がダラダラと出てくるようになりました。
そんな私が実際にやってみて実感した、冷え性の改善となった運動やお風呂の入り方などをご紹介したいと思います。
冷え性を改善する運動
冷え性を何とかしたいと思って色々調べているうちに、「血の巡りが悪いから結果的に体が冷えている」ということが分かりました。
では血の巡りを良くするにはどうしたら良いのか?
それは筋肉を増やすこと。
どこの筋肉を増やすのが一番良いのかというと、「体の中で一番大きな筋肉=太ももの筋肉」を増やすことが良い、ということを知りました。
太ももの筋肉を増やす運動といえば?
そう。スクワットです。
私はスクワットを1日50回やることに決めました。スクワットなら家の中で簡単にできるし、ウォーキングと違って雨の日だろうが関係ありません。
スクワットはやり方を間違えると膝を痛めてしまいます。
正しいスクワットのやり方はこちら↓
手を前に出して行うのがキツイ場合は、手を頭の後ろに置いて行うスタイルの方が少し楽です。
時間があれば歯磨きをしながらなど、隙間時間を使って家の中の段差を利用して踏み台昇降運動もしました。踏み台昇降運動はウォーキングをするのと同じ効果があるそう。
基本的にはスクワットをメインとして、毎日続けて行いました。
冷え性を改善するお風呂の入り方
冬はお風呂で湯船につかる人がほとんどだと思います。
でも、冷え性の人は夏も湯船につかった方が良いって知ってましたか?
私が冷え性のことを色々調べて一番驚いたのが、冷え性対策はすでに夏から始まっているということ。
夏は冷房で体が冷えやすい状況です。その冷えた体を温めるのがお風呂なわけですが、シャワーで済ませてしまっていてはそれができません。
ですので、冷え性だと自覚がある人は夏から気を付けてみてくださいね。夏でも靴下を履くなども大切です。
そして寒い時期のお風呂の入り方はと言うと。
寒い時期は熱いお風呂に入りたいと思いますよね。しかし熱いお風呂ではすぐにのぼせてしまって、長い時間湯船につかることができません。
冷え性の人は身体の中が冷えていますから、体の芯を温めなければいけません。熱いお風呂だと体の芯が温まる前に、体の表面だけが温まってのぼせてしまいます。
そのためには熱々のお湯ではなく、少し温度を落として最低20分は長風呂ができる温度にします。
ぼーっとしながら長風呂って私にとっては意外と苦痛だったので、本を読んだりタブレットを持ち込んでドラマを見たりして過ごしました。
長風呂をした後は身体がぽかぽかして、なかなか湯冷めしにくいなと変化を感じると思いますよ。
また長風呂ができないときは足湯がおすすめです。足湯は長風呂をするのと同じくらい効果的です。
足湯の場合はすぐにお湯がぬるくなってしまうので、お湯をつぎ足して行います。
足湯専用の容器でなくても、私はバケツで十分でした。洗面器だとお湯の量が少なくてくるぶしが出てしまいます。
足湯をするときは足首までお湯につかるような深めの容器がおすすめです。温度は少し熱いと感じるくらいで、こちらも最低20分は行います。
足湯をした後もじんわりと体が温かく、体がぽかぽかしてきます。
お風呂や足湯にかける時間を長くすることによって、続けていくうちに段々と変化に気付くはずです。
冷え性改善のために運動と長風呂・足湯をしていたら
スクワットと長風呂、長風呂ができなかった日は足湯をするという生活を約1ヵ月続けました。
その間の食生活はと言うと、最初の頃は身体を冷やさないように体を冷やすとされる食品を避けていたりはしましたが、そこまでストイックに行っていたわけではなく、結構食べたい物を食べていました。(飲み物だけは気を付けていました)
ですので、真面目に行っていたのはほぼスクワットとお風呂/足湯だけという状況です。
ある日、自転車で買い物に行きました。
真冬の寒い日だというのに、自転車を5分程度こいだだけで背中に汗が流れるのを感じました。
冬に汗をかくことなんて学生時代以来ありませんでした。しかも自転車で5分って大してこいでもいないんですが、暑くて上着を脱ぎたいくらいでした。もう、めちゃくちゃ自分で自分にびっくりしました。
手足がいつもぽかぽか温かいし、外に出るときも歩いたり自転車をこぐと暑いので、薄めの上着に変えたくらいです。ここまで変わるのかと本当に驚きました。
とりあえずスクワットと長風呂/足湯を毎日続ければ、冷え性が改善されるということを身をもって実感できました。
今でも時間があれば足湯をしたり、夏も体が冷房で冷えないように気を付けています。
おわりに
冷え性対策の本を読むと、毎日やると良いとされるストレッチが何種類も紹介されていたりします。最初の頃はきちんと全種類やるんですが、そのうちやらなくなってしまったり…。
私も続かなくて失敗したものがいくつかあります。
しかし運動はスクワットだけだったので、湯船に足をつけたままでお風呂の中でもでき、一石二鳥でした。
スクワットで筋力をつけ、お風呂/足湯で血の巡りを良くする。私が行ったのはこれだけでしたが、冷え性が改善されました。
最低1か月続けてみれば体の変化を感じると思いますよ。
★詳しいお風呂の入り方・足湯の仕方など、冷え性改善に関する記事をまとめています
→冷え性を改善するためにやること