お花見っていっても桜の咲く頃はまだまだ寒い!
お昼はぽかぽか暖かくても、朝晩は寒かったりと寒暖の差が激しかったりしますよね。なのでお花見のときには温かい食べ物が欲しいところ。
でも公園などでは火気厳禁の場所がほとんどなので、熱々の食べ物を用意するのが難しかったりします。
コンビニでおでんを買って持っていくというのも良いですが、家で作ったものを持っていきたいときが困る!
家でせっかく温かい料理を作っても、お花見をする頃には冷えっ冷えになっていたら元も子もないですもんね。
お花見で温かい食べ物を食べるにはどうすれば良い?
そこで今回は、お花見のときに温かい食べ物を持って行く方法をご紹介します!
お花見火気厳禁の場所で温かい食べ物を食べるには?
火気厳禁の場所だとBBQもできないし、カセットコンロですら持ち込んだらダメとなっている場所もあります。
だからといって火を使わないIHコンロだと、ポータブルの発電機も一緒に持っていないと使えません。
ということで、多くの場合は「家からお花見の場所までできるだけ冷まさずに料理を持って行く」ということが重要になってきます。
できるだけ料理を冷まさずに料理を運ぶ方法とは?
保温鍋や圧力鍋で持って行く
保温しているうちに料理を仕上げてくれる保温鍋や、内部に圧力をかけることで具材を短時間で柔らかくする圧力鍋。
これらの鍋は普通の鍋より料理が冷めにくいんです。
家から出る寸前まで火にかけておいて、熱々の状態から家をスタートすれば温かいままで料理を届けることができるでしょう。
魔法瓶を使う
保温鍋や圧力鍋を持っていないときは、保温もできる水筒や魔法瓶などで料理を持っていきましょう。
お花見を一緒にするメンバーの人数が少ないときは、そのまま具と汁を一緒に詰めて持っていくことができます。
でもちょっと人数が多いときは?
そんなときは具と汁を別々にして持って行くのがおすすめ。
具だけを別にして密封容器に入れ、汁だけを水筒や魔法瓶に入れます。
具の方もできるだけ冷めないように、タオルや布などでおおって冷めにくいようにしておくと良いですよ。
また具と汁を分けるときは、具の水分をしっかり切っておかないと持って行くときに汁漏れしてしまうので、ザルを使ってしっかりと汁を取り除いておきましょう。
鍋の保温方法って?花見で温かいまま料理を食べたい!
これまでは保温鍋や圧力鍋、具と汁を別々で分けて持っていく方法をご紹介しました。
でも「結構量が多いので鍋ごと持って行きたい」「保温鍋や圧力鍋持ってないし」「もっと簡単な方法が良い」なんて場合はどうしたら?
ここからは鍋ごと持って行ったときに、屋外でなるべく温かいまま料理を保温しておく方法をご紹介していきます!
発泡スチロールの箱を使う
停電になったときなんかに、冷凍庫や冷蔵庫の食品を入れて保冷するのに発泡スチロールの箱を使ったりするんですが、保冷だけじゃなくて保温にも発砲スチロールの箱が使えます!
これはキャンプのときなどにもよく使われる方法です。発泡スチロールの箱はホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。
熱々の鍋を直接入れると発泡スチロールが溶けてしまいます。保温力を高めるためにも、箱の底や側面には新聞紙やタオルなどをしっかり詰めておきましょう。
また鍋の方も新聞紙やタオルでくるんでおくと保温力が上がりますよ。
そこへ鍋をそのまま入れて、グラグラしないように隙間を詰めてくださいね。あとは蓋をして、ガムテープなどで蓋と箱をしっかりと密封しておきます。そのままの状態でお花見会場まで運搬します。
更に保温力を上げたいときは、蓋の内側に使い捨てカイロを貼っておくと良いですよ!
段ボールを使う
段ボールは結構何かとお役立ちです。お花見のときに地面にそのままシートを敷いて座るだけより、段ボールを敷いてからシートを敷くと、地面の冷気をシャットアウトしてくれるので温かく感じますよね。
また手軽に手に入るのも良いところ。そんな段ボールを使って料理の保温をしちゃいましょう!
まず鍋が入るくらいの大きさの段ボールを用意します。
ここでちょっと一工夫。段ボールって、間に挟まっている紙が波型になってますよね。この波型の隙間があるから中の空気が保温されて、保温力を発揮するわけです。
この波型の中にいる空気を閉じ込めるために、段ボールの断面が見える箇所をガムテープなどで目張りしておきます。このちょっとした工夫で、保温力を上げることができますよ。
目張りが済んだら、底に新聞紙やタオルなどを敷き詰めます。更に鍋を新聞紙やタオルでくるんでから入れるとGOOD。
ちょっと重くなってしまいますが、このときにお湯を入れたペットボトル数本を一緒に入れておくと、更に料理が冷めにくくなります。
鍋を入れたら動かないように隙間を新聞やタオルなどで詰めてから、段ボールを密封します。またまた更にここで一工夫!
段ボールだけでは保温力がちょっと心もとないので、更に保温力を上げるためにビニールシートで段ボールをくるみます。子供が遠足で使うようなもので大丈夫ですよ。100均でも売ってますしね。
こうすることで段ボールだけのときより、更に料理を冷めにくくすることができます。
保温グッズを使う
料理を温かいまま保温しておきたいというのは何もお花見のときだけに限らず、実は震災の炊き出しのときに大活躍した防災グッズがあります。
それがこちら。
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「鍋布団」と呼ばれるものなんですが、鍋をくるんでおくとしばらく保温しておくことができます。
我が家は防災グッズは一応用意していますが、ここまでは気が回らなかったので、防災グッズとしても持っておくと安心だと思います。
鍋布団より簡易的なもので「鍋帽子」というものもあります。
裁縫が得意な方はネット検索すれば作り方が載っているので、挑戦してみるのも良いかも。
私の感想としては、この鍋布団を使った保温方法が一番優秀だと思われます。
おわりに
お花見で温かい料理を食べる方法をいくつかご紹介しました。
意外と身の回りにある物をうまく使った方法というのもありますね。
これらの方法を参考に、お花見では美味しい温かい料理を楽しんでくださいね!
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