海外旅行に行くときに欠かせないものと行ったら、写真を撮るためのデジカメだったりスマホだったり。必ず何かしらの電気製品を持って行きますよね。
そこで「日本のコンセントとハワイのコンセントのタイプって違うよね?」って疑問に思うことも。
ハワイのコンセントの形ってどんなの?
充電器はそのまま使えるの?
変圧器を持って行く必要があるの?
そんな疑問についてご紹介していきます!
ハワイのコンセントのタイプ
ハワイのコンセントの形はこんな形です。私が泊まったホテルの部屋にあったコンセントです。
日本と同じAタイプと呼ばれる形なんですが、でもなんかちょっと違う。差し込み口が3箇所あるし、長細い穴の長さもそれぞれ違う。
この穴に充電器を差し込んでも大丈夫なのか…?
ハワイのコンセントで充電器はそのまま使える?
一番充電するものといったらスマホですよね。でも充電器を差し込んだらスマホが壊れるという事態は避けたい。
ハワイのコンセントで、日本から持って行った充電器はそのまま差し込んで使えるんでしょうか?
大丈夫です。大半のものは使えます!そのまま差してもスマホが壊れたりはしません。
ハワイのコンセントは3つ口ですが、3つ目の小さい穴はアース用の穴です。日本の電気製品にはアース用のプラグがついていませんが、2つの縦穴にそのまま差し込んで使えますよ。
え、でもちょっと待って。「大半のもの」は使えるということは、使えないものもあるってこと?
ハワイのコンセントに変圧器は必要?
ハワイと日本ではコンセントの形が微妙に違っても、そのまま充電器を差し込んで使えることは分かりました。
大半のものはそのまま差し込んで使用できるんですが、何でもかんでもOKかというと実はそうでもないんです。
そこで、自分が持っている充電器が変圧器なしでも使えるものなのかどうかを、出発前に一度確認してみましょう!
ハワイの電圧って?
ハワイの電圧は110~120Vです。一方日本は100V。
電圧ってそもそも何なの?って話ですが、電気を流れやすくするためにかける圧力のこと。つまり数字が大きいほど電気を流そうとする力が大きくなります。
のび太(電圧低い)に押されるのとジャイアン(電圧高い)に押されるのでは衝撃が違う、みたいな。
ということは電圧が110~120Vのところへそれ以下の電圧のものを差し込むと、一気に電気が流れてくるので破損の原因になってしまいます。
結果として、ハワイのコンセントでも使える充電器・電気製品というのは、120V以上必要ということになります。
自分の充電器を確認してみる
自分が持っている充電器の電圧がいくらかというのは簡単に確認することができますよ。
何故なら書いてあるから。
例えばこちらは私の携帯とタブレットの充電器です。
どちらも入力の項目に100~240Vと記載してあります。最高電圧が240Vなので、電圧が120Vのハワイならそのまま使用できるということに。
こんな感じで充電器の入力(INPUTやACと記載してある場合もあり)が120V以上であれば、変圧器なしで使えます。
注意が必要なもの
一方で注意が必要なものがあります。
それがこちら。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、「AC100V」と記載があります。
これはドライヤーに記載してあるものなんですが、ドライヤーなどの熱を発生させる製品は100Vまでしか対応していないものが多いんです。
じゃあ、自分のドライヤーを使うには変圧器を買って持って行けば良いかというと実はそうでもない。
変圧器を使うとワット数も制限されてしまうので、製品によってはワット数が足りないため温風が出ずに冷風しか出ないという事態が起こります。
ドライヤーを持って行きたい場合は、冷風しか出ないかもしれないとドキドキしながら変圧器を買うより、海外対応のドライヤーを買った方が安上がりです。
おわりに
ハワイのコンセントについての疑問をご紹介しました。
大抵のものは変圧器なしで使用できることが分かってちょっと安心です。
でも念のため、持って行く充電器は出発前に電圧の確認をしてみてくださいね。