今までずっとNTT西日本の固定電話が家にあったんですが、子供に携帯を持たせることにしたのを機に、固定電話を手放す決意をしました。
そこでNTT西日本のホームページをのぞいてみると…
利用休止・一時中断・解約と3パターンの方法が出てきました。この3つの中で毎月の使用料が発生しなくなるのは「利用休止」と「解約」だけです。
月々の固定電話にかかっているお金を節約するためには、”回線使用料の支払い”項目が0円の「利用休止」と「解約」の2択だと分かったんですが、どっちが良いんだろう…?
NTTの固定電話は解約と休止どっちが良い?
解約と休止の違いをざっくり
・電話を止めるとき・再開するときに工事費がかかる。
・休止すると10年ごとに確認の書類が送られてくるので、それを返信することで休止の延長手続きをする必要がある。
もし書類の提出をしなかった場合は解約扱いになる。
・解約するのに費用は一切かからない。
費用のことだけを考えると、0円ですべてが終わる解約に軍配が上がります。
休止か解約かの違いは電話加入権を持つか・持たないかの違いなのですが、電話加入権って何に必要なの?
電話加入権はそもそも必要なのか?
解約した場合は電話加入権を手放すことになります。
その昔は電話加入権は資産として考えられていたので、電話がないと銀行口座が開けないという時代もあったようです。
でもこれだけ携帯電話が普及した今では、電話加入権の資産価値自体が低くなっています。固定電話がないからといってローンが組めないとかは全然ないですよね。
普段生活する上では、電話加入権を持っていないからといって困ったことになるとは考えにくい。
じゃあもし、将来的にやっぱり固定電話を置きたいとなった場合、「電話加入権はいくらで買い戻せるのか?」という疑問が沸きました。
電話加入権を買い戻すといくらになる?
その昔は数万円(5~7万円くらい)出して電話加入権を買ったそうですが、調べてみたら今は中古で数千円で買えるそう。
試しにヤフオクをのぞいてみました。安い人で加入権を3,000円くらいで出品していたし、だいたいの人は5,000~10,000円で出品している模様。ジモティーでも電話加入権の売買をやっていました。
「解約をして電話加入権を手放したけど、やっぱり固定電話を使いたい」となっても、電話開通の工事費や譲渡にかかる手数料など諸々を入れても、トータルで15,000円ほどあればまた電話が使えるようになります。
確実に将来固定電話を使うことが決まっている場合は休止を選ぶでしょうけど、私のように将来使うかどうか分からない場合は、数千円を払って休止手続きをするくらいならいっそ解約してしまっても良いんじゃないかなと思いました。
そういうわけで、不確かな未来にお金を払うことはやめて、我が家の場合は「解約」ということにしました。
固定電話の解約はあっさりと終わった
ネットで解約の手続きを行いました。
電話はつながりにくいとか聞いていたけど、ネットからだとすんなり。
解約の申し込みをしてからほどなくしてNTTから解約受付の返信メールが届き、その数日後には解約手続き完了のメールが届きました。
届いたメールがこれ▼▼▼
月初から解約までの利用料は日割り計算になるそうな。
解約受付のメールには「担当者から連絡が入ります」とか何とか書いてあったので、連絡先に旦那の携帯番号を入力していたため旦那には「NTTから連絡あるかもよ~」と伝えていましたが、結局電話はありませんでした。解約はあっさりと終わりました。
毎月払っていた固定電話代のかわりに子供の携帯代が500円かかるようにはなりましたが、それでも1年でざっと15,000円の節約にはなります。
セールスの電話もかかってこなくなったし、固定費の見直しもできたし、我が家にとっては良いことづくしでした。
解約か休止かで迷っている場合は、費用対効果を考えて休止で良いと思います!