子供の携帯電話はいつから?所有率は?持たせるときの注意点とは?

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子供の携帯電話

最近では小学校低学年の子供でも携帯電話を持っている子をちらほら見かけます。うちの小2の娘の友達でも、両親が共働きの子はだいたい携帯電話を持っています。

子供が小さいうちは家庭によって携帯電話の必要性を感じ、持たせることが多いです。

しかし子供も大きくなり、周りで持っている子が増えたり自分から欲しいと言ってきたとき、親としては「何歳から携帯を持たせるのが良いんだろう?」と悩んでしまいますよね。

私も疑問に思っていたときに、子供が通う小学校で携帯電話にまつわる講演会に参加する機会がありました。

専門家による講演会での内容をまとめましたので、参考にしてみてください。

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子供の携帯電話はいつから?所有率は?

子供の携帯電話の所有率はというと、小学生が3割、中学生が5割、高校生が9割となっています。
高校生に至ってはほとんどの子供が持っているという結果に。

一番所有率が高まる時期が、男女ともに中学3年から高校1年の間です。このデータを見ると、高校入学を機に持たせる家庭がほとんどのようです。

この辺りは「各家庭の状況に合わせて」ということになると思いますが、ひとつの目安としては高校入学時と考えても良さそうですね。

そしてちょっと気になる話が、携帯所有と成績の関係性を調べたデータです。ネットを使用する時間が長い子ほどテストの正解率が低く、反対に30分未満の子供は高得点という結果となりました。

自分自身のことを振り返ってみても、ネットは一旦見始めると結構ダラダラと見てしまい、あっという間に時間が経っていたりしませんか?

子供に関しても同じことが言え、自己管理能力が備わっていないうちから使用することに疑問を投げかけています。

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子供に携帯電話を持たせるときの注意点は?

ネット社会の持つ特徴

子供に携帯を持たせるときは、始めにネット社会の特徴を教える必要があります。

  • 即時に世界中に広まる。
  • 匿名性。
  • 記録として残り、消すことができない。

ネット社会は「匿名」という特殊な環境です。
誰でも簡単に自由に発信できますが、法に触れない限り、誰もチェックをしない場所でもあります。
そのため、ときには心無い言葉で簡単に攻撃したりされたりする場所です。

またネット上にアップした情報は瞬時に広まり、後から削除することができません。
最近では進学や就職の際にネット検索されることもあり、安易な発信のせいで不利になることがあります。

携帯を持たせるときの注意点

子供に携帯電話を持たせるときは、ネットの持つ危険な面を教え、自分の身は自分で守るように教えることが大切です。
また被害者だけでなく、時には自分自身が加害者になってしまうことも教えなくてはいけません。

  • 知らない相手からのメールや不審なメールは無視すること。分からないときは親に見せる。
  • IDやパスワードを他人に絶対に教えないこと。
  • 不用意に自分や友達との写真をアップしないこと。身元が分からないように注意すること。(制服やまわりの看板など)
  • ネットで知り合った人と会わないこと。
  • ネットと普段の会話は違う。手紙を書くつもりで確認してからメールやラインを送ること。
  • リツイートやシェアでデマを拡散しないこと。

まだまだ他にもあるとは思いますが、特に写真を撮るときにGPS機能がオフになっているかなど、使用する前にも親子で一緒に確認しながら機能の説明をしてあげることも必要だと思います。

また子供の年齢が低いときは、端末内のセキュリティやネット上のフィルタリングなどもしておきましょう。

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子供と携帯電話 親が気付かないところで行われる犯罪

今「児童ポルノ」が問題となっています。

児童ポルノというと、小学生から中学生くらいの年齢層の子供が対象となろうかと思いますが、その約4割が自撮りと言われています。
その4割も、どこにでもいる普通の子供が安易に行っているということです。
しかもこれ、知らないとは言え「児童ポルノ製造罪」という立派な犯罪です。

講演会に参加して、これに一番びっくりしました。
そういったことを目的とする人からの写真の催促は無視することはもちろん、面白半分に自分から写真をアップしないように、とにかく「裸の写真を撮って人に送ることは絶対ダメ、ネット上にあげることは犯罪」ということは教えておく必要があります。

おわりに

私達をとりまくネット環境は、自由で楽しい反面、利用には責任が伴います。
日常でやってはダメなことは、ネット上でもダメなことを教えましょう。

また、親子の会話を増やす・子供の人間関係を把握しておくなど、親ができる努力も必要です。

★関連記事→子供の携帯電話でのトラブル 実際にあった事例

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