我が家には2人の子供がいますが、上の子がお絵かきが大好きなので、最近ではそれを真似して下の子までがお絵かきをするようになりました。
鉛筆しか手渡したことがなかったのですが、この前私が見ていないうちにボールペンを握りしめて机に落書きをしていました…。もう涙出そう。
油性ペンといってもマジックやボールペンなどがありますが、調べてみると油性インクの成分はどれも基本的には同じらしく、何についたかによって落とし方が違うということが分かりました。
落とし方のポイントをご紹介しつつ、我が家が実際に挑戦した落書き消しの様子をご覧ください!
油性ペンの落とし方!服に挑戦
子供が使った後の油性ペンを片付けようと思って手に持ったら、蓋がきちんとしまっていなかったらしく、ペンが落ちて私のスカートに赤いインクが付いてしまいました。
ひ~っ!しかも白いスカート!
幸い広範囲ではなく、汚れたのは少しでした。
しかし白いスカートに赤いマジック…これはかなり目立ちます。絶対落としたい!
服についた油性ペンの落とし方
- マニキュアの除光液を使う
- 消毒用アルコールまたはエタノール
- クレンジングオイル
3つのうち、どれか1つの方法を選べばOK。落とし方が分かったところで早速汚れを落としていきます。
最初は消毒用アルコールで挑戦してみました。うちには薬局で売っているような大容量ボトルの強力そうなものは置いていないので、とりあえずマキロンを使用することに。当て布を敷いてマキロンを汚れに直接かけ、分かりやすいように白い綿棒でトントンしてみます。
……落ちない。
マキロンではアルコール分が薄いんでしょうか。綿棒の先がほんのり赤くなっているので多少落ちてはいるんでしょうが、目に見える変化はありません。マキロン惨敗。
続いてクレンジングオイル。ドラッグストアで売っている安いものです。「乳化剤」という成分が入っているとよく油性ペンの汚れを落としてくれるんですが、私が使っているものには入っていませんでした。
しかしとりあえずチャレンジ。
すると少し薄くなりました!
これなら大丈夫そうだと思い、「クレンジングオイルをつけてこする→洗い流す」を3回ほど繰り返したところでかなり薄くなりました!ほんのり汚れが残っていますが(爪楊枝の先)、ほぼ目立たないレベルです。
この後、普段と同じように洗濯機で洗濯すると、汚れは綺麗になくなっていました。
除光液は試してみませんでしたが、油は油で落とすということで、クレンジングオイルが使えることが分かりました。
油性ペンの落とし方!テーブルに挑戦
テーブルにたくさん書いてくれた油性ボールペンの落書き。
我が家のテーブルはつるつるしているタイプなので消しゴムでほとんど消えましたが、どうしても消えない箇所もありました。
テーブルについた油性ペンの落とし方
- 指先を少し湿らせ、タバコの灰や蚊取り線香などの灰でこする
- みかんの皮でこする
- マーガリンやバターを布につけてこする(食用油でもOK)
- 歯磨き粉でこする
注:マーガリンやバターなどを使う場合はそのままにしておくとシミになってしまう可能性があるので、使用した後には中性洗剤を薄めたもので拭き取っておくとシミを防げます。
私は歯磨き粉をチョイス。歯磨き粉をつけて歯ブラシでこすってみました。1分くらいこすった気がしますが、綺麗に落ちました!(真ん中のはキズ)
歯磨き粉を使うと若干細かい傷がつくそうですが、全然分からないし歯磨き粉で落ちるとはびっくりです。
油性ペンの落とし方!合皮の椅子に挑戦
テーブルとセットの椅子の座る部分にもボールペンをつけてくれました。座る部分は白い合皮なのですごく目立つ…。
こちらは必死すぎて写真を取り忘れてしまったので、経過説明になります。(ごめんなさい)
合皮についた油性ペンの落とし方
- マニキュアの除光液を使う
- 消毒用アルコールまたはエタノール
- 研磨粒子が入ったクリームクレンザー
クリームクレンザーを使う場合は、先に消毒用アルコール類を使用した後で使うと効果的です。
合皮についた油性ペンは、ついてすぐの場合は台所の中性洗剤で落ちる可能性があるとのこと。発見したのが落書き直後だったので、とりあえず中性洗剤でこすってみました。
しかし全然落ちない…。
次に消毒用アルコール。またマキロン登場。
歯ブラシでこすってみましたが、インクの色が薄くなって紫色にはなったものの、いくらこすってもそれ以上落ちませんでした。がっくり。
そのときは夕飯の準備があったのでそれ以上のことはせず、いつしか忘れて放置していました。ところが最近になって気付いたんですが、ボールペンの汚れがものすごく薄くなっていました。
ペンの先にあるうっすらとした汚れがボールペンがついていた箇所です。
当初は写真より濃く、はっきり分かる跡がついていました。あと何カ所かボールペンの跡がついていたんですが、汚れが分かるくらい残っていたのは写真の1カ所のみ。
何故かは分かりませんがあれ以来何もしていないので、毎日人が座っているうちに服でこすれて取れた可能性が高いと思います。
合皮の場合は綺麗に落ちなくても、とりあえず汚れを薄くしておけば希望はあります。
おわりに
油性ペンが服・テーブル・合皮の椅子についた場合の落とし方をご紹介しました。
一度で落ちなくても、色々な方法を掛け合わせて頑張ってみてくださいね!