小樽雪あかりの路は、毎年札幌雪まつりと同時期に開催されている夜だけのイベント。
札幌雪まつりに行くなら、足を伸ばしてみるにはおすすめの場所。札幌から小樽までは快速を使えば30分程度で行くことができますよ。
札幌雪まつりとは打って変わり静かにゆったりと過ごすことができるため、デートはもちろん、夫婦や子供連れにもおすすめです。
そんな小樽雪あかりの路の見どころをご紹介します!
小樽雪あかりの路の見どころは?
小樽雪あかりの路
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— ko ✩ (@kolahyoral) 2017年7月15日
「小樽雪あかりの路」は平成11年から始まったイベントですが、年々人気が出ていて規模も拡大しつつあります。
中には「札幌雪まつりより雪あかりの路の方が好き」だなんて声もたまに聞こえるくらい。
札幌雪まつりが昼も夜も楽しめ、屋台もたくさん並ぶ活気あるイベントであるのに対し、「小樽雪あかりの路」は静かに揺れるキャンドルに街が映し出される、なんとも幻想的な雰囲気のイベントです。
氷のランタンや蝋で作ったワックスボールなどが街中にたくさん並べられ、夜になると街中を照らし始めます。
市内の至るところにある会場では、それぞれ違った雰囲気を楽しめますよ。
また小樽ではイベント会場にだけでなく、道に小さな雪像や灯りが飾られています。ちょっと路地に入ってみても、新しい発見があって楽しめます。
見ておきたいメイン会場
雪あかりの路のメイン会場は「運河会場」と「手宮線会場」のふたつ。
JR小樽駅を降り、そのまま中央通りを真っ直ぐに進むと見えてくるのが運河会場です。
運河に浮かんでいるのはガラスでできた浮き玉です。
浮き玉の中に灯されたいくつもの蝋燭が水面を優しく映し出し、その様子は幻想そのもの。冬だけの特別な光景を目にすることができますよ。
また、もうひとつのメイン会場である「手宮線会場」では、その昔小樽市内を走っていた旧手宮線の跡地が会場となっています。
こちらの会場ではたくさんのオブジェが飾ってあり、散策が楽しめます。
地元の方々の手作りのあたたかさ
こちらのイベント、実は多くのボランティアや地元の方々によって支えられています。
イベント会場や道のいたるところに飾られたスノーキャンドルやアイスキャンドルなどは、すべてひとつひとつ手作りされたもの。よく見るとひとつひとつの形が微妙に違うので、その違いが味わい深い。
雪玉も機械を使って型抜きをするものの、最後は手で固めて基本は手作りしています。
また道のところどころで、ボランティアの方がお餅やじゃがいもを焼いて食べさせてくれます。
電飾ではなくキャンドルのため、吹雪や風の強い日は火が消えてしまいます。そのためボランティアスタッフは火が消える度に点灯してまわるなど地道な作業が多いんですが、こういったボランティアや地元の方々の努力とおもてなしで支えられています。
キャンドルだけでなく、そういった人のあたたかさも感じることができるのが、このイベントのまた素敵な一面なのです。
おわりに
札幌の雪まつりとは違った冬の楽しみ方ができる「小樽雪あかりの路」。
見るだけでなく、自分でワックスボウルを作ることも可能です。
有料にはなりますが、作ったワックスボウルは持ち帰ることができますので、良い思い出にもなりますよ。
是非、小樽にも足を伸ばしてみてくださいね。
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