卒園式のママの服装はダークカラーが主流ということもあり、ちょっと華やかに見せたいときに役立つのがコサージュですよね。
そんなコサージュなんですが、実は卒園式では避けた方が良いと言われるNGカラーがあるって知っていましたか?
卒園式といえどお祝の席だから別に何色でも良さそうな感じですが、実はそうじゃないんです。
知らなかったらうっかりダメな色を選んじゃいそうですよね…。
またコサージュを選ぶときのポイントと、意外と直前になってから悩むコサージュをつける位置など。
失敗しないためのコサージュに関するマナーをご紹介します!
卒園式のコサージュの色でNGなのは?
卒園式につけていくコサージュの色って、結婚式の服装のマナーのように厳格に「これはダメ!」というのは特にありません。
でもやっぱり暗黙の了解というか、「これはやめとけ」っていうものがあるんです。それがこちら。
- 黒のコサージュ
- 色が派手なもの
【黒のコサージュはなんでダメ?】
黒は喪を連想させてしまうので、やはりお祝の席にはあまりふさわしくないとされています。
コサージュはバラをモチーフにしたものが結構多いと思うんですが、黒いバラの花言葉が怖いんですよ~。
「あなたは私のもの」「憎しみ」「恨み」なんですって。黒バラのコサージュしていった日にはヤバいですよね。
【色が派手なものはなんでダメ?】
色が派手なものがダメな理由は、「主役である子供達より目立たないように」という気持ちからです。
なので赤やショッキングピンクなど、目を引いてしまうような色は避けましょう。
色だけでなく「宝塚か?」というような派手なデザインのものも避けましょうね。
コサージュの素材にも気を付けて!
また卒園式は厳かな式典なので、カジュアルな素材のコサージュもふさわしくありません。
カジュアルになってしまう素材は次の通り。
- コットン
- 麻
- フェルト
- 皮革
天然素材でできたものと皮革はダメだと覚えておけば良いですね。これらは避けましょう。
卒園式のコサージュを選ぶときのポイント
卒園式のコサージュを選ぶときは「黒」と「派手な色・デザインのもの」「カジュアルなもの」は避けるということは分かりましたよね。
ではどんなものを選んだら良いかというと
「薄い色合いのもの」
です。
薄い色のものを選んでおけば、まず間違いはありません。
薄い色といっても色々ありますが、卒園式の服装の定番はダークカラーなので、明るい色の方が冴えますね。
どんな色のスーツにも合うものといったらこちら。
- ホワイトやオフホワイト
- 薄いピンク
この2つは鉄板なので、コサージュ選びで迷ったらおすすめです。
またこの他におすすめなのが
- ベージュ
- 薄いブルー
- 薄いパープル
- 薄い黄色
- ライトグレー
です。
シルバーやゴールドなんかもおすすめですが、その場合もあまり派手すぎないようなものを選んでくださいね。
スーツの差し色になるように暖色系を選んでも良いですし、スタイリッシュにしたいときは紺のスーツに薄いブルーのコサージュを合わせるなど、同系色にするとすっきりまとまります。
旦那さんも卒園式に出席する場合は、旦那さんのネクタイをコサージュの色と同系色にすると統一感があってお洒落になりますよ。
卒園式のコサージュをつける位置は?
コサージュをつける段階になって「あれ?右につけるんだっけ?左につけるんだっけ?」と分からない、なんてことがよくあります。
何を隠そう、私も卒園式の朝に分からなくてググりましたw
コサージュをつける位置は本当は右でも左でもどちらでも構わないんですが、一般的には「左側につける」ということになっています。
特に右利きの人は右側から見ることが多いそうで、相手にとっての右側、つまり自分の左側につけると目に留まりやすいからと言われています。
つけるのは鎖骨がある辺りが高さ的に丁度良いです。
これは顔に近いところにつけると顔が明るく見えるという効果があるからなんですよ。
おわりに
卒園式のコサージュに関するマナーをご紹介しました。
なんでも良いのかと思ったら、意外とそうでもないですよね。
でもあまりに奇抜な格好でなければ後ろ指を刺されることもありませんので、あまり気負いすぎずに気楽に卒園式に参加してくださいね。
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