お風呂ってやはり狭い空間なので、換気をしていても塩素系特有の臭いがしばらく残りますよね。
(あれが逆に「掃除したなっ!」という達成感の臭いでもありますけど。)
特に赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭だと、使う洗剤にもちょっと気を使ったりします。
また天井のカビ掃除をするときにカビ取り用洗剤を使うと、どうしても垂れてきてしまうので危ない。
そんなときに安心して使えるのがエタノールです。
そこでエタノールを使って実際に天井のカビ取りをしてみました!
お風呂のカビ取りで安全なのはエタノールを使った方法
エタノールっていうと、消毒のときに使われるアレですね。
エタノールは揮発性なので使った後で水拭きするという面倒もなく、人に害もないので安心して使用することができます。
ただ顔にかからないように注意するのは他の洗剤と一緒なので、天井を掃除するときは気を付けてくださいね。
エタノールの種類 どれを使う?
エタノールは普通にドラッグストアに売られているので、すぐに手に入れることができます。
でも買いに行くと、だいたい無水エタノールと消毒用エタノールが置かれていて、「どっちが良いの?」と思ってしまいます。
そこでそれぞれの違いを簡単にまとめてみますね。
すぐに蒸発してしまうので、消毒にはあまり向かない。
肌に直接つくと刺激が強い。
その場にとどまるので消毒に向いている。
肌への刺激は無水エタノールより低い。
その他の違いとしてはやはり「値段」です。無水エタノールの方がお高め。
カビ取りとしては無水エタノールの方が適していますが、肌が弱い場合は消毒用エタノールの方がおすすめ。
あとは値段との相談ですかね…。
エタノールを使って天井のカビ掃除をしてみた
私はというと消毒用エタノールが家にあったので、それを使ってお風呂の天井のカビ取りをしてみました。
掃除をするにはスプレーボトルがあると良いんですが、消毒用エタノールには最初からスプレー容器に入っているものがあるので、狭い範囲のカビ取りをするなら最初からスプレータイプを買うのも良いですよ。
でも広範囲にシュッとする場合は指がつりそうになるので、100均なんかに売ってる普通のスプレーボトルに入れて使った方が良いです。
では早速掃除をしてみます。
天井に直接エタノールを吹き付けます。霧状なので垂れなくて良いですね。
そして少し時間を置くためにラップをかぶせておきました。
最初キッチンペーパーをくっつけようとしたんですが、べちゃべちゃになるくらいにエタノールを吹き付けないと天井にくっつかないので、ラップの方がおすすめです。
10分くらい放置しました。
カビは薄くなったものの完全には落ちなかったので、キッチンペーパーにエタノールを吹き付けてこすってみました。するとカビが取れました。
エタノールはカビの菌は殺せますが、漂白作用がないので黒いシミのようなものが残ることがあります。
色素が残っているだけなのでそのままでも大丈夫ですが、気になるときは薄めた漂白剤を染み込ませたペーパーなどで拭くと綺麗になります。
また消毒用エタノールはカビ予防にもなるので、たまにお風呂にシュシュッとしておくと良いですよ。
おわりに
お風呂のカビ掃除の安全な方法をご紹介しました。
カビ用洗剤は刺激が強いので使用には注意が必要ですが、エタノールは安全に使用できます。
また水が使えないパソコンやテレビといった家電製品の掃除にも使ったり、花の切り口をエタノールに2~5秒つけてから花瓶に飾ると長持ちします。
我が家は畳にカビが生えてしまったときにもエタノールを使ってカビ取りをしました。
エタノールは意外と色々使い道があるので、1本は置いておくと安心かもしれません。