「まめに働く」という語呂合わせから「元気に働けますように」との願いが込められている黒豆。
コトコトと長時間煮るイメージですが、時短で簡単に作りたいときに活躍するのが圧力鍋!
しかも釘なし・重曹なしでとっても簡単です。
実際に失敗しないというレシピで作ってみましたが、甘さひかえめで、ずっと食べ続けられそうな甘さでした。
甘くない黒豆が好きな方はレシピ通りに、甘いのが好きな方は味見をしながら少し砂糖の量を増やすと良いと思います。
それでは実際に圧力鍋で作ってみたときの様子を作り方と共にご紹介していきます!
失敗しない黒豆の煮方を圧力鍋で実践!手順解説
材料
- 黒豆……200g
- 砂糖……140g
- しょうゆ……小さじ2
- 塩……小さじ1/3
- 水……4カップ(800ml)
豆は新豆が煮えやすく扱いやすいとされています。私は去年の黒豆が家にあったので使ってみましたが難なく作れました。
豆は乾物なので、1~2年くらい経過していても大抵食べられます。
一体いつの豆か分からない物が出てきたら、試しに何粒か水に浸けてみて下さい。
2日間ほど長めに浸してみて、これでふやけてくれれば使えます。しかしふやけなければ調理しても煮えないので、もったいないですが廃棄してください。
作り方
1.黒豆を水で洗い、ざるに上げる
黒豆を洗うとき、特に新豆を使う場合はゴシゴシ洗うと皮が破れてしまいます。
ボウルにたっぷりの水を入れ、ゆっくりとくるくるかき混ぜるようにする。またはざるの上からそっと水をかけるくらいで大丈夫です。
2.水と調味料を入れて沸騰させる
黒豆以外の調味料を全て圧力鍋に入れて沸騰させます。沸騰したら火を止めます。
3.洗った黒豆を入れて一晩浸けておく
沸騰させた熱い煮汁に黒豆を入れます。
「一晩」はだいたい8時間が目安です。豆が古い場合は少し長めに浸けても構いません。
一晩浸けておいたら煮汁の色が濃くなって、黒豆っぽくなってきました。
4.圧力鍋で煮る
圧力鍋のふたをし、強火にかけます。
沸騰しておもりがふれたら弱火にして20分加熱した後、火を止めます。
ワンダーシェフなどの高圧鍋の場合、加熱時間は1分です。
5.自然冷却
加熱し終わったらそのまま自然冷却させ、煮汁に1日浸けておきます。
これで出来上がりです。
こうして作った黒豆がこちら。1日煮汁に浸けておいたものです。
しわもなく、破れもせず、ふっくらと出来上がりました!
実は恥ずかしながら黒豆を初めて煮てみたんですが、あまりの簡単さにちょっとビックリです。
初心者でもこんなに綺麗にできたので、誰がやっても失敗しないと思います!
甘さも控えめで、豆大好きな子供達があっという間にたいらげてしまいました。
失敗しない黒豆の煮方圧力鍋で作る際に気を付けるポイント
圧力鍋を使って黒豆を作るときに多い失敗が、シワになる・皮が破れるというもの。
普通に煮るときと一緒ですね(^^;
黒豆がシワになる・皮が破れる主な原因は以下になります。
- 急激な温度変化があった
- 空気に触れた部分があった
- 砂糖の濃度が濃すぎる
- 豆を戻すときに水で戻した
- 煮るときに豆同士がぶつかる
このレシピではたっぷりの煮汁で煮るので、豆が煮汁から出る心配はそれほどありません。
また加熱時間をきちんと守れば、豆がぶつかって皮が破れる心配もありません。
圧力鍋で作るときのポイントは
- 煮ている最中に鍋のふたを開けない。
- 加熱時間を守る。
- 自然冷却の際、完全に冷めるまではふたを開けない。
気になってどうなっているか見たくなりますが、これらを守れば高確率で失敗は避けられると思います。
以上、圧力鍋での黒豆の煮方をご紹介しました。
普通の鍋で作れば何時間かかるものが、圧力鍋ならあっという間に簡単にできてしまいます。
圧力鍋でおいしい黒豆を作って良いお正月を迎えてくださいね。