運動会。そこには大人たちにとっても負けられない戦いがある。
そう、それはリレー!!
子供の前で走るからには、少しでも格好良いところを見せたいですよね。
何を隠そう私も運動会でリレーに出場することになってしまいました。
出場すると景品がもらえるので…ってそれは良いんですが、昨年もリレーに選ばれたので走りました。昔は走るのが速かったんですが、転びはしなかったもののやはり以前のようには体が動きませんでしたね…。
そこで運動会で普段運動していない大人が速く走るコツや方法を調べてみたのでご紹介します!
運動会でお父さんやお母さんが速く走る方法
普段から運動していない人は自分の持っている力の何倍も発揮しようとせず、自分が持っている力のすべてを発揮できるように頑張りましょう。冒頭で私の有り様をお伝えしたように、悲しいことに本当に体が重くて自分の思ったようには動きません。
張り切り過ぎて昔と同じ感覚で走ると、体がついてこなくて転倒する原因になります。これで同僚は昔アキレス腱を切りましたから…。
まずは少しでも速く走るために、正しい姿勢を意識することが一番重要になってきます。
速く走る方法~正しい姿勢~
●体がまっすぐな状態を保つ
上からマリオネットのように吊られている感覚です。
女性に多いのですが、猫背にならないように気を付けてくださいね。
本人は真っすぐ立っているつもりでもあごが出ている人が多いので、あごを少し引くよう心掛けてください。
この真っすぐな姿勢を保ったまま前傾姿勢で走るようにしましょう。でもあまり倒し過ぎると思ったより足がついてきませんから、倒し過ぎには注意です!
基本の正しい姿勢を覚えたところで、細かい部位を見ていきます。
速く走る方法~部位ごと~
●腕
腕は自分が思っているより大胆に振るくらいが丁度良いと思います。
腕が左右にブレると前に進もうとする力が逃げてしまうので、腕は真っすぐに振ります。後ろに引くときに力を入れ腰の後ろあたりにくるくらいまで振り、前に振るときはその反動で振るようにします。
手のひらは軽くパーにして、肩に力が入らないようにします。
●足
普段運動していない体には足を速く動かすという行為はしんどいですので、歩幅を大きくすることを意識しましょう。そのためには腕の振りをしっかりやれば足も連動して動くようになっているので、歩幅という点では腕の振りをしっかりやれば大丈夫です。
それ以外の動きとしては、太ももが90度より上になるように腿上げを意識すること。また後ろに流す足(走ったときに後ろにくる足)はお尻の下にくるようにします。かかとをお尻につける感覚です。足が後ろに伸ばしっぱなしになってしまうとその分遅くなってしまいます。
●視線
見ている方向に進むので、コーナーがあるときは難しいかもしれませんが、目線を一定にするよう心がけます。目線がブレると頭がブレることになり、しいては体がブレてしまうので、なるべく遠くを見るように意識します。
●その他
歯は食いしばらず、口を少し開けて走ります。
準備運動を怠らないこと。できれば走る1時間前からウォーミングアップを始めてください。
運動会でお父さんやお母さんが速く走る方法~コーナーを攻略せよ~
小学校の運動場ならまだ良いんですが、保育園や幼稚園の運動場って本当に狭いですよね。
そこで狭い運動場と広い運動場でのコーナー攻略方法です。
●狭い運動場
直線を走ったままのトップスピードでコーナーをまわろうとすると、絶対に滑るか転ぶかします。
狭い運動場の場合は全体的にスピードを抑えめで走り、コーナーでは歩幅を小さくします。またカーブに差し掛かる頃に外側のアウトコースからインコースに入るようにします。カーブを緩やかにすることができるので、転ぶ可能性が低くなります。
●広い運動場
ここでは狭さゆえの転ぶ心配は少ないのですが、直線を走ったトップスピードのままカーブを曲がろうとすると、遠心力で正しい姿勢を崩してしまいがちに。
そこで狭い運動場での要領と同じく、1コース分ほど外側からカーブに入るようにします。そしてカーブを曲がるときには体を内側に倒す感覚で走ります。実際にはそこまで体が倒れていなくても、意識するだけでも違いますので心掛けてみてください。
運動会でお父さんやお母さんが速く走る方法~バトンを攻略せよ~
リレーで走る場合はバトンの受け渡しが重要になってきます。
リオオリンピックで男子100m×4リレーが銀メダルを取りましたよね!
あれくらい徹底的にやるのは無理ですが、自分だけでもうまくバトンパスをできれば、チームの順位に貢献できるかもしれません。
バトンの受け取り方としては、バトンをもらってから加速するのではなく、バトンをもらった時点ですでに加速していることが理想です。
これ、全員でバトン練習している場合は良いんですが、自分1人でやるとなると結構難しいです。
私が去年やった感覚で言うと、自分が大股で歩いて7~8歩くらい向こうの位置に前走者が来てから加速した方が良いと思います。
しかし受け渡しのときにバトンを落としてしまうとタイムロスになってしまうので、バトントスに自信が無い場合は確実に貰うことだけに専念しましょう。
運動会でお父さんやお母さんが速く走る方法 おわりに
以上、お父さんお母さんが運動会で格好良い姿を見せるための方法をご紹介しました。
とにかく「正しい姿勢を保ってしっかり腕を振る」ということが重要なんですね。
でもね、いくら技術的なことに気を付けても、普段体を動かしていない人にとっては事前に体力をつけておくことが重要です。
運動不足を感じている人には絶対に事前のトレーニングをおすすめします。後半になると足に力が入らなくて、冗談抜きでコケます。
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