夏から秋にかけてはぶどう狩りのシーズンです。
ぶどうにはブドウ糖がたっぷり含まれているんですが、このブドウ糖は体力回復にとっても効果的と言われています。
また食物繊維や鉄分、皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていて、細胞の老化を防いでくれます。
おいしくて体にも良く、夏の疲れも癒してくれるぶどう。
そんなぶどうがもぎたてで食べられるぶどう狩りですが、持ち物や服装はどうしたら良いでしょう?
またぶどう狩りのマナーは?
行ってから困らないように、事前に準備をしておきましょう!
ぶどう狩りに便利な持ち物
ぶどう狩りに便利な持ち物や、おいしくぶどうを食べられる裏技アイテムをご紹介します!
基本の持ち物
・虫よけスプレー+かゆみ止め
屋外に出るとすぐによってくる厄介なのが蚊。少しじっとしているだけで、すぐに足に止まってきます。
これ無しでは銃を持たずに戦場に向かうようなものなので、虫よけスプレー、またはあれば携帯用の虫よけを持って行くと安心です。秋の蚊って刺されると何故かめちゃくちゃかゆいので、かゆみ止めも念のため。
・ウェットティッシュ
おいしいぶどうを食べた後は手がベタベタになってしまいます。すぐに手や口を拭けてさっぱりできるので便利です。
水道が完備してある果樹園なら良いですが、そうでない場合もあるので一応持って行っておきましょう。
・飲み物
甘いものをずっと食べ続けるので喉が渇いてしまいます。口直しで飲み物があると良いでしょう。
また秋になったとはいえまだまだ暑いので、水分補給にもなります。
・カッパ
天気が心配なときや雨のときは、カッパを持って行きましょう。
ぶどう棚は背が低いので基本的には傘がさせません。それ以前に傘をさしながらぶどう狩りってちょっと難しいですよね…。
・水とボウル(お好みで氷も)
ぶどうを洗って食べるためと、摘みたてはぬるいので冷やす目的があります。冷たいぶどうが好きな場合は氷も持って行くと良いですよ。
しかも最後に残った水で手を洗えば一石二鳥。
ボウルの代わりにクーラーボックスがあれば行きは氷を、帰りはぶどうを入れて帰れますが、無断でぶどうを持ち帰られるのを防止するために持ち込みNGにしているところもあります。
果樹園のHPを見たり電話で確認したりしてからにしましょう。
ここからは上記の基本の持ち物に加え、パターン別に追加の持ち物のご紹介です。
食べ物が持ち込み可の場合
ぶどうは他の果物と比べて糖分が高いため、たくさんの量が食べられません。またずっと甘いものを食べ続けると味に飽きてきてしまいますよね。
食べ物が持ち込み可なら、ぶどうと合うヨーグルトやしょっぱいものなどを持って行きましょう。
合間に挟むと気分転換やお口直しになるので、飽きずにぶどうを食べることができます。
子連れで行く場合
経験があると思いますが、ぶどうの汁って服につくと取れませんよね。家ならすぐに石鹸や洗剤で洗えば落ちなくはないんですが、屋外でそれは無理。
小さな子を連れて行く場合はスタイかスモッグを持って行くか、最初から汚れても良い服で行きましょう。
また転んだり飲み物をこぼしたり何かしらする可能性があるので、着替えも持って行くと安心です。
ぶどうを一人で食べられないときは果物ナイフで半分に切って食べさせるか、爪楊枝があれば簡単に皮をむいて食べさせることができますよ。
また注意点として、ぶどう棚にはぶどうの木はもちろん、枝、支柱、棚などがたくさんあります。ぶつかって怪我をしないように気を付けてあげてくださいね。
また子供は摘むのが面白くてついつい摘み過ぎる場合があるので、買い取り金額で目玉が飛び出る羽目にならないよう気を付けてくださいね!
ぶどう狩りにおすすめな服装
日焼け対策や蚊に刺されるのを防ぐためにも長袖や長ズボンが好ましいです。女性なら半袖+アームカバーでも良いですね。
ぶどうの汁が服につくとシミになってしまうので、汚れが目立つ色の服は避けた方が無難です。かといって黒い色の服を選ぶと蚊が寄ってきやすくなるので悩ましいところですが、間を取ってカーキとか青、緑といったところでしょうか。
またぶどう棚があるので日陰にはなっていますが、秋とはいえまだまだ暑いので日焼け対策・熱中症予防のためにも帽子を持って行きましょう。
靴は畑なのでヒールなどではなく、スニーカーが向いています。駐車場から果樹園まで距離があるところも多いですので、履きなれた歩きやすい靴がおすすめです。
雨天時はレインブーツがあれば足元が悪くても安心です。
また日差しが強いので、虫よけ対策に加え日焼け対策もしっかりしておきましょう。
ぶどう狩りのマナー
マナーを守ることは生産者の立場を理解することでもありますし、その場にいる方たちと楽しくぶどう狩りを楽しむことにもつながります。
- 食べ放題の場合は1房を食べきってから次を狩るのがルールです。一度に取らないようにしましょう。
- 刈り取らず、1粒だけ取って食べるのは絶対ダメです。それだけで価値が下がってしまいますし、他の人に自分の食べかけを摘ませることになります。
- 未熟なものを取ってしまった場合は自己責任です。その場に捨てたりせず持ち帰りましょう。見分けるのが難しい場合は係の人に選んでもらいましょう。
- 食べた後の皮や種はそのまま地面に捨てず、指定の場所に捨てましょう。
- 食べる場所が決められている場合は従いましょう。
これ以外にも果樹園ごとに決められているルールがありますので、最初に説明される注意事項をよく聞いておいてくださいね。
まとめ
以上、ぶどう狩りに行くときの持ち物・服装・知っておきたいマナーをご紹介しました。
摘みたてのぶどうが食べられる機会なんて、ぶどう狩りに行ったときしかありませんよね。
準備万端でぶどう狩りを楽しんでくださいね。
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