咳が止まらないと苦しくて、よく眠れず辛いですよね。
特に寒い季節に風邪をひくと寝始めは良くても、身体が温まってくるとゴホゴホと咳き込んで結局目が覚めたりします。
咳のしすぎで嘔吐してしまったり、何より寝不足なので仕事や日常生活にも悪影響だったりと、早くこの状況から抜け出したいですよね。
そんな辛くて眠れない夜をなんとか楽にする、咳が止まらないときにすぐできる薬以外の対処法をご紹介します。
風邪で咳が止まらないときの対処法 夜寝れないときの薬以外の方法
咳が止まらなくて夜眠れないのに、薬がなかったりしてすぐに咳止めが飲めない状況にあることもあろうかと思います。
我が家も滅多に風邪をひくことがないので、置き薬が切れていても気付かずに、薬をすぐに飲めないことがありました…。
そういった薬がない状況のときや薬が飲めないとき、どうやって咳を止めたら良いでしょうか?
薬を買いに行ったり病院に行くまでの間、薬以外の方法で夜を乗り切る対処法を集めました。
胸に湿布を貼る
私がよくやっていた方法なんですが、胸のちょうど真ん中に湿布を貼ります。みぞおちのあたりです。
咳が出ると胸が息苦しいような感覚になることがありますよね。そんなときに湿布を貼ると少し楽になります。
使用するのは冷湿布の方がおすすめ。切ったりせず、1枚をそのまま貼ってください。
個人的な感想ですが、スーッとして気持ちが良く、呼吸が少し楽になる感じがします。
即席の方法なんですが、うまくいけば朝まで眠ることができます。
部屋を加湿する
乾燥した環境だと菌が増殖してしまいます。加湿器が家にある場合は使用してください。
無い場合はバスタオルを濡らしてハンガーに吊るし、部屋干ししておきましょう。また、コップ1杯の水を枕の近くに置いておくだけでも違いますよ。
また簡単なのはマスクをして寝る方法です。マスクをするときは鼻もしっかり覆います。
乾燥した空気を吸うと喉のイガイガが増すんですが、マスクをして寝るとマスク内の湿った空気を吸うことになるので、少し喉が楽になります。
首元を温める
子供のときに風邪をひくと、おばあちゃんに「首にタオルを巻いて寝なさい」と言われた記憶があります。
喉を乾燥から守ること、温かくしておくことで悪化を防ぎます。
紅茶を飲む
紅茶に含まれるタンニンには炎症を抑えてくれる効果があります。
また喉が乾燥していると咳が出やすくなるので、喉を潤す点でも水分補給という意味でおすすめです。
紅茶は喉にやさしいだけでなくリラックス効果も得られるので、紅茶を飲んで少し気分を落ち着けましょう。
ハチミツを舐める
そのメカニズムはまだ分かってはいませんが、甘みを感じる神経は咳を抑えるはたらきと関連しているそう。
ハチミツ自体には喉の炎症を抑えるはたらきがあるので、咳止めの効果も意外と高いとされています。
ハチミツを就寝前にスプーン1杯飲むと良いとされていますが、ハチミツだけを飲むというのはなかなか辛いものが…。
そんなときにはコーヒーに入れて飲むのがおすすめ。コーヒーには気管支を広げるはたらきがあります。
コーヒーが苦手な場合は紅茶に入れて飲むと良いですね。
※ハチミツは子供の咳にも有効ですが、1歳以下の子供に与えるのは絶対NGです。
咳止めのツボを押す
咳を止めるツボが存在します。正しい場所を押さないといけませんが、手軽に実行できますね。
●咳止めのツボ1 尺沢(しゃくたく)
●咳止めのツボ2 孔最(こうさい)
●咳止めのツボ3 天突(てんとつ)
おわりに
薬が飲めないときにできる咳止めの対処法をご紹介しました。
私も夜になると咳がひどくなって眠れないことが多かったので、色々試してみたものです。
いくつかを組み合わせてみたりして試してみてください。
また咳が数日で治まる場合は良いですが、長引いたりなかなか治らないときは咳喘息や違う病気の可能性がありますので、必ず病院を受診してくださいね。お大事に。
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