寒い季節になると体が温まるスープ類が飲みたくなります。
かぼちゃスープもそのひとつ。
かぼちゃスープは裏ごしをするんですが、ハンドミキサーを持っていない場合でも簡単にかぼちゃスープは作れます。
つぶつぶ感はありますが、逆にそれが良かったり。
今回は裏ごしなしのかぼちゃスープの圧力鍋での作り方と甘くするためのポイント。
出来上がったかぼちゃスープが甘くなかったときの対処法、甘いかぼちゃの見分け方をご紹介します!
かぼちゃスープの圧力鍋での作り方
材料(4人分)
- かぼちゃ 300g
- 玉ねぎ 1/2個
- 水 200cc
- コンソメ 1個
- バター 15g
- 牛乳 400cc
- 塩コショウ 少々
バターナッツかぼちゃを使うとより甘いスープができあがります。
普通のかぼちゃより高いですけどね。
1.かぼちゃ・玉ねぎをみじん切り
レンチンしてからだと切りやすくて楽チンです。我が家はいつも大量に作るので、丸まる一個をレンチンです。
丸ごとの場合は5分くらいレンチンするとさくさく切れます。
皮はスープの見た目が悪くなるので通常は綺麗に取り除くんですが、ついていても構いません。
かぼちゃの皮には実よりβカロチンや食物繊維が含まれているので、むしろ積極的に摂りたいところ。
βカロチンは粘膜や皮膚の抵抗力、免疫力を高めてくれる効果があるので風邪をひきにくくなります。
また食物繊維はお通じが良くなることはもちろん、血圧やコレステロールの値を下げる働きがあります。
2.バターで玉ねぎを炒める
バターが焦げないように、じっくりと飴色玉ねぎになるまで炒めます。
ここでしっかり玉ねぎを炒めておくのがポイント。
時々かぼちゃがハズレで甘くない場合があるんですが、そんなときでも玉ねぎを炒めて甘みを出しておけば、砂糖を加えずとも自然な甘みのスープが出来上がります。
3.かぼちゃを加えて炒める
飴色玉ねぎができたら、そこにかぼちゃを投入します。
圧力鍋で調理するので、そこまでしっかり炒めなくてもしんなりするくらいで大丈夫です。
4.水とコンソメを加える
かぼちゃがしんなりしたら、水とコンソメを加えて圧力鍋の蓋をします。
5.3分加圧し、10分蒸らす
最初は強火にかけ、おもりが触れて圧力がかかったら、弱火にしてそのまま3分加圧します。
3分経ったら火を止め、そのまま10分間放置します。
6.かぼちゃをマッシュ
本来はここで裏ごししたり、ミキサーにかけたり、すり鉢を使ってかぼちゃを滑らかにする作業をします。
しかしここは簡単に泡だて器を使いましょう。
完全に滑らかにはなりませんが、かぼちゃが煮崩れしているのでそれなりにはなります。
私は意外とこのつぶつぶが好きです。
7.牛乳を加える
濃い目のトロッとしたスープが好きな方は、分量より牛乳を少な目にしてください。
分量通りに入れるとサラッとしたスープになります。
8.再び加熱する
よく混ぜたら火をつけます。
全体的に温まったら、塩コショウを加えて出来上がりです。
かぼちゃスープが甘くないときの対処法
かぼちゃスープを作ってみたんだけど、かぼちゃ自体が甘くなくて微妙な味になることがあります。
そんなときに甘くするにはどうしたら?
甘くするために砂糖を入れても良いんですが、入れすぎると今度は失敗して美味しくなくなります。
一番のおすすめは黒砂糖です。
黒砂糖を入れるとコクが出て自然な甘さになります。
でも黒砂糖ってそうそう家にないですよね。
そんなときはみりんかハチミツを入れてください。入れすぎには注意を!
甘いかぼちゃの見分け方
どうせ買うなら甘いかぼちゃを買いたいですよね。甘くて美味しいかぼちゃの見分け方をご紹介します!
買い物に行ったときは思い出してみてくださいね。
【カットしてあるかぼちゃ】
- 実が黄色い
- 種がぷっくりとしている
- わたが綺麗
【丸いかぼちゃ】
- 皮の一部が黄色く赤みが濃い
- 皮全体が黒っぽく色が濃い
- 皮が固くで縦にしっかり溝が入っている
- でこぼこが多く、左右対称になっている
- ヘタの大きさが10円玉くらい
- ヘタがからからに乾いてコルク状になっているもの
おわりに
かぼちゃスープの圧力鍋での作り方と、甘くなかったときの対処法をご紹介しました。
簡単にできるので、是非作ってみてくださいね。
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