ローストビーフの肉はどの種類が向いてる?柔らかいおすすめな部位は?

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ローストビーフの肉はどの種類が向いてる?柔らかいおすすめな部位は?

クリスマスやお正月になるとローストビーフを作るご家庭も増えてきました。

いざ作ろうと思っても、レシピによって使っている肉の部位が違う。
お店にも色々な種類が並んでいて「一体どれを使ったら良いかよく分からない」なんてことありませんか?

肉も部位によって向いている料理があります。
ではローストビーフに向いている最適な部位の選び方は?
美味しい牛肉の選び方は?

今回はローストビーフ用のお肉についてご紹介します!

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ローストビーフの肉はどんな種類が向いてる?

ローストビーフは基本的に冷ましてから食べる料理です。

肉料理を作ったときに冷えて脂が白く固まっていることってありますよね。
あれを想像してもらえれば良いんですが、脂が冷えて固まるとローストビーフの食感が悪い上、カチカチになって食べにくいです。脂身をそのまま食べているような感じで残念なことに。

なのでローストビーフに使うのは脂身が少ない赤身の肉が向いています。
脂身が少ない部位はいくつかあるんですが、実は国産牛か輸入牛かでかなり違ってくるんです。

というわけで、国産牛の場合と輸入牛の場合とで分けて見て行きましょう。

ローストビーフの肉の部位はどこがおすすめ?

ローストビーフの肉はどの種類が向いてる?柔らかいおすすめな部位は?

国産牛の場合

国産牛の場合、赤身にもそこそこの脂が含まれています。
柔らかいとされるサーロインやリブロースといった部位は冷めると固くなる場合が多いので、ローストビーフにはあまり向いていません。

そこでおすすめなのが肩ロース・モモ・ランプといった部位です。

  • 肩ロース→脂が比較的少なく、きめが細かく柔らかい。
  • モモ→牛肉の部位の中でも一番脂肪分が少ない。あっさりしている。
  • ランプ→モモの中でも特に柔らかく旨みがある部位のこと。腰からお尻にかけての肉。

この3つの部位ですが、国産牛にも高級なものと高級でないものと2つありますよね笑
ここもちょっと注意が必要で、高級な国産牛だとサシが入っているので、この部位であっても冷めると固くなってしまいます。

なので「高級でない方の」肩ロース・モモ・ランプがおすすめです。

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輸入牛の場合

輸入牛の場合は、国産牛と違ってサーロインやリブロースがおすすめです。脂が少ないのは大草原を走らされているからでしょうか笑

輸入牛と一口で言っても、アメリカ産・オーストラリア産・ニュージーランド産とあるんですが、国によってそれぞれ肉に特徴があるんです。
次は国別に見てみましょう。

【アメリカ産】

3つの中ではアメリカ産が一番脂が少ないです。
焼きたては少し特有のにおいがしますが、冷えてしまえば次に温めたとしても臭みはありません。

【オーストラリア産】

3つの中で脂が一番多いです。他と比べるとにおいもキツいので、濃いタレが必要になります。
しかしオーストラリア産でもブランド牛は美味しいです。特にタスマニアビーフは国産牛と比べても引けを取りません。
ただし国産のモモ肉とさほど金額が変わらないときは、国産のモモの方が美味しいのでおすすめ。

【ニュージーランド産】
アメリカ産とオーストラリア産のちょうど中間にいるのがニュージーランド産です。

ということで、脂の少ない順に並べると
アメリカ産・ニュージーランド産・オーストラリア産
となります。

金額のことを抜きに考えると、脂も少ないし臭いのこともあるし、さっぱりしたタレで食べたいときはアメリカ産ですかね。
濃い目のタレで食べるときはオージービーフでもOK、ということになります。

輸入牛の場合は「どういったタレで食べるか」ということが選ぶ際の基準になりそうです。

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美味しい牛肉の見分け方

どうせ買うなら新鮮で美味しいお肉が良いですよね!そんな美味しいお肉の見分け方とは?

ずばり、見るのは「色」です。

牛肉は肉に含まれている成分が空気に触れることで色が変化していくんですが、一番新鮮な色が暗い紅色。
その次が明るい紅色。(この明るい紅色が好まれるため、お店ではこの状態で陳列されることが多いんだそう。)
風味が良いのはここまで。

少し風味が落ちると褐色がかった赤色になります。

また牛の年齢や体調も肉の色に関係してきます。
若い牛は色が薄く、年を取った牛や体調の悪かった牛の肉は濃い赤い色をしています。

でも紅色と赤色の違いってちょっと分からなかったりしませんか?
紅色の方が赤色より色が暗くてあずき色に近い感じなんですが、この紅色と濃い赤い色の違いをはたして見分けられるだろうか…。

私も普通のスーパーに買いに行ったんですが、全部が同じ色だったので比較対象物がなくてよく分かりませんでした。
赤ではなく暗い色をしていたので、きっと新鮮なお肉だったと信じたい。
よく分からないときは賞味期限などラベルも参考にすると良いかもしれません。

まとめ

【ローストビーフに適した肉の部位】

  • 国産牛→肩ロース、モモ、ランプ
  • 輸入牛→サーロイン、リブロース アメリカ産が脂が少ない

【美味しい牛肉の見分け方】

新鮮な順に「暗い紅色→明るい紅色→褐色がかった赤色」に変化。くすんだ赤色・濃い赤色は避ける。

買い物に行くときには参考にしてみてくださいね。

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