そもそも電報を送る機会ってあまりありませんよね。
なので結婚式に祝電を送ろうとなると、分からないことがたくさん出てきませんか?
特に困るのが宛名。
入籍済みの新婦に電報を送る場合は今の姓にするべきか、それとも旧姓?
新郎とあまり面識がない場合でも新郎新婦の連名にした方が良いの?
そんな結婚式の祝電の送り方についてご紹介します!
結婚式の電報の宛名って新婦は旧姓で送るの?
最近は入籍の後で結婚式を挙げるパターンも多いですよね。
私の従弟も先に入籍を済ませたんですが、その後すぐにお嫁さんの妊娠が発覚したので、子供が産まれるまで待ってから挙式というパターンでした。
入籍が済んでいる新婦宛に電報を送るときはどうする?
入籍が済んでいるんだから今の姓で送る?それとも旧姓で送る?
新婦の宛名は基本的には「旧姓」で送ります。
送られる当の本人は旧姓で送られることにしっくりきていないことの方が多いようですが、一般的には旧姓です。
たとえ入籍が終わっていても、ほとんどの結婚式は両家それぞれのお名前で挙げます。なので旧姓で送っても全然問題ありません。
ただし結婚後5年や10年など、何年も経っている場合は結婚後の姓で送っても大丈夫です。
また旧姓で送ることは、結婚式場のスタッフの事情も少し絡んでいるみたい。
挙式の合間で電報の紹介があるんですが、新郎側の電報と新婦側の電報とで分けて紹介することが多いんです。
なので送り主が新郎新婦のどちらと面識のある人かが分からない場合はスタッフが確認しなければいけなくて、結構バタバタします。
そこで旧姓で電報がくればすぐに「新婦側の知り合いの方だ」と分かりますよね。
こういう裏事情も関係しているかどうかは分かりませんが、新婦の宛名は旧姓で送りましょう。
(でも明確にこうだと決まっているわけではないので、新姓で送ってしまってもそこまで心配しなくて大丈夫ですよ。)
結婚式の電報の宛名は新郎新婦の連名にした方が良い?
宛名を新婦だけにするか新郎新婦の連名にするかでちょっと悩みませんか?
新郎もよく知っている人なら迷わず連名にするところですが、あまりよく知らない場合は?
でも結婚式だから連名にしないと失礼になるかな…。
実はこれ、明確に決まっているわけではないのでどちらでも構いません。
新郎との連名でも良いし、新婦だけに宛てたものでも構いません。
個人的には、新郎との連名にして祝電のメッセージの内容に困るなら、よく知っている新婦だけに宛てた方が良いと思います。
新郎新婦の連名にすると、なんとなく祝電でも「新郎の名前を入れないといけないかな…」という気持ちになりますもんね。
基本的には「新郎新婦のどちらとも面識がある場合は連名で。片方しか面識がない場合はその方宛に」というのでOKです。
結婚式の電報はいつまでに送る?
結婚式の祝電は披露宴を行う会場へ直接送るのが通常です。
では、いつまでに届くように送ると良いの?
- 披露宴が午前中にある場合→前日に届くように
- 披露宴が午後にある場合→披露宴が始まる3時間前までには届くように
注意が必要なのは披露宴の前日に届くように送るときです。
前日が式場の休みだったり、式場によっては前日受け取りができないところもありますので、事前に式場に確認してから送るようにすると安心です。
祝電は披露宴の1ヵ月前から配達日指定で受け付けているところがほとんどです。
配達日指定の電報を早めに申し込むと割引をしてくれるサービスもあるので、早めに申し込むとお得になりますよ。
まとめ
- 入籍後でも新婦への電報は旧姓で送る。ただし結婚後何年も経っている場合は新姓で良い。
- 宛名は新郎新婦の連名でも、どちらか片方だけでもどちらでも良い。
- 午前中の披露宴は前日に、午後からの披露宴は3時間前までに電報が届くように送る。
結婚式の電報の送り方についてご紹介しました。
披露宴当日が大安吉日だったりすると電報も混み合うし、地域によっては配達に時間がかかることも。
電報は余裕を持って早めに申し込むと安心です。
二人の門出を素敵な電報でお祝いしてあげてくださいね。