寒い季節はタイツで隠せていた膝も、暑い季節はそうもいかなくなってしまいます。
おしゃれだって楽しみたい！
そして何より黒ずみの原因となる行動を知って予防しないと、せっかく膝のケアを頑張ってやったとしてもまた膝が黒ずんでしまうことに…。いつまでたってもいたちごっこなんてことに！
いったいどんな行動が膝の黒ずみにつながっているんでしょうか？もしかしたら普段無意識にやっていることが原因になっているのかも。
日常でやりがちな膝の黒ずむ原因となる行動を知って、黒ずみを予防しましょう！
膝の黒ずみはなぜできる？そのメカニズム
なぜ膝は黒ずんでいくんでしょうか？
実は膝の黒ずむ３大原因があります。
膝って他の場所に比べてカサカサしてない？
膝は体の中でも皮脂腺が少なく、皮脂や汗がほとんど出ません。そういえば膝から汗がダラダラ出るとか無いですよね。
皮脂や汗が出ないということはそれだけ乾燥しやすいということ。乾燥している肌は刺激に対して弱いんです！
更に乾燥はターンオーバーの遅れを招き、古い角質がうまく剥がれることができないので蓄積されていきます。そのため膝の皮膚が硬くなって角質が厚くなり、膝がくすんで見えてしまいます！
膝の黒ずむ原因その1は「乾燥」です。
肌が黒くなるのってどんなとき？
肌が黒くなるシチュエーションって、まずは日焼けをしたときが考えられますよね。
実は膝が黒く見える原因を作っているのは、日焼けしたときにできるメラニン色素なんです。
え？でも日焼けする機会なんてなかったけど…？
はいっ、ここが落とし穴！
このメラニン色素、日焼け以外でもできてしまうんです！
日焼けのときに肌が黒くなるのは紫外線から皮膚を守るためなんですが、この防衛機能が日焼け以外でも働いてしまいます。
それは「圧力」がかかったときと「摩擦」による刺激があったとき。
これは原因その1の「乾燥」も関係し、潤っている場合はそんなにダメージを受けないのに、乾燥しているからこそ余計に肌を守ろうとする体の機能が働きます。肌を守ろうとする体の正常な防衛機能が、膝の黒ずみを作っていたんです！
膝の黒ずむ原因その２は圧力、その３は「摩擦」です。
膝の黒ずみができるやりがちな行動原因
膝の黒ずむ３大原因が乾燥・圧力・摩擦だと分かりました。
でもこれ、日常生活で結構やってしまうことばかりじゃないですか？
乾燥はこればっかりは身体の構造上どうしようもないので保湿をするしかないんですが、圧力と摩擦は自分で気を付けるしかありません。
ちょっと物を取るとき、正座をしている状態から立ち上がるとき、テーブルの下に落ちたものを拾うとき、掃除をするとき、お風呂で子供の体を洗うとき、子供のおむつ交換をしているとき…。
意識して自分の行動を客観的に見てみると、結構膝をついているシーンがあるんです。
そして摩擦ですが、お風呂でゴシゴシこする行為も当てはまってしまいます。黒ずみが気になって、ゴシゴシこすったりしてません？
またお風呂だけではなく、タイトなジーンズをはいたり、パンツスタイルで自転車をこいだり、衣服が膝にこすれることで黒ずみが生まれてしまいます。
ありますよね、スカートはひらひらするからパンツスタイルで自転車に乗ることって。私も子供が産まれてからはジーンズで自転車というシーンが多くなっていたんですが、最悪な組み合わせでした…！
膝の黒ずみを予防するには？
私は右の膝が左より黒ずんでいるので何故かなと思っていたら、お風呂で子供を洗うときにいつも右膝をついていました。自分では無意識でやっていたので、これは本当に意識して気を付けないとダメですね。
膝を元の綺麗な状態に戻すためには日常のケアはもちろんのこと、膝をつかないようにするしかありません。
職業柄膝をつかなければならない場合は、膝への圧力を減らす膝サポーターを使用すると膝の黒ずみを防ぐことができます。
ただ膝サポーターは蒸れる・ズレる・膝裏が摩擦で黒ずむといった新たなデメリットが生まれることがあります。そういったときはパンツの裏側にクッションになるスポンジなどを肌触りの良いガーゼで覆い、直接縫い付けてしまうと良いでしょう。
また肌にピタッとしたものではなくゆったりとしたパンツを選んだり、肌との摩擦を減らす衣服選びも重要です。
膝を見せたくないからパンツスタイルだったのに、それがまた黒ずみを生む原因だったとは涙が出そうですが、綺麗な膝を手に入れるためには致し方ありません。
今日からは膝をつきそうになったらキャッチャースタイルでいきましょう。
おわりに
膝の黒ずみは日常の何気ない動作から生まれています。意識して自分の行動を見直してみると、意外と膝をついているシーンが多いことにびっくりするかもしれません。
膝をつかないようにすることと、日常のケアで白い膝を取り戻しましょう！
