昼頃ふと鏡を見たら「何これ!めちゃくちゃテカってる!」てこと、ありませんか?
特に額やTゾーンがテカテカで、メイクもすぐ崩れるし顔が気になって仕方ない!
私は若いときはテカリとは無縁だったのに、30代を過ぎた頃から(特に夏)急に顔がテカりだすようになりました。仕事中もトイレに行くたびに顔がテカってないか鏡で必ずチェックするというのが日課に…。
顔って常に人目にさらされている部位なので、気にしないようにするのは無理ですよね。
そこで今回は
- 顔のテカリの原因は脂それとも乾燥?
- 顔のテカリのタイプ別対処法
- 顔のテカリには正しい洗顔方法を!
をご紹介します。
顔のテカリの原因は脂それとも乾燥のせい?
色々と調べているうちに、顔がテカる原因にはどうやら2種類あるらしい、ということが分かってきました。
●Bタイプ→インナードライ(隠れ乾燥肌)の人
なんと「自分はいつもテカるからAのオイリー肌だ」と思っている人の約半数は、Bタイプのインナードライの人だそう。これらのタイプの人はそれぞれテカるメカニズムも違うし、対処法も違います。
それではタイプごとに原因を見ていきます。
Aタイプ 本物のオイリー肌の人
このタイプの人は遺伝や生まれつきのため、人より皮脂腺が発達している状態になっているので当然テカってしまいます。
うちの旦那の今は亡きおじいちゃんがこのタイプ。朝起きると枕が脂で黄色くなるレベルだったらしい…。
一方、思春期やまたはストレスが原因の人。これらの人はホルモンバランスが崩れているため一時的にオイリーになっていることが考えられます。
後でご紹介する対処法が一緒なため、とりあえずこちらのAタイプに分類しておきます。
Bタイプ インナードライ(隠れ乾燥肌)の人
このタイプの人はオイリーに見えて実は乾燥肌の人です。肌をさっぱりさせるために洗顔すると洗顔後に額に粉が吹いていたり、肌がつっぱったり、かゆくなったりする人がこのタイプ。
肌が乾燥していると、肌を守らなきゃと思って皮脂が過剰に分泌されます。そのため、本当は乾燥しているのに見かけはオイリーになってしまっているんです。
このタイプの人は、乾燥から守るためにオイリーになる→さっぱりさせるために洗顔→乾燥から守るためにオイリーになる…というループが続いてしまっています。
また女性であれば、30代を過ぎた頃から女性ホルモンの減少により肌の乾燥がどんどん進んでしまいます。そのため、急激に肌が奥から乾燥するようになり、結果としてオイリー肌に近くなってしまいます。
これ、まさに私の状態…。
まずは自分がどちらのタイプかを知ることが大切になってくるんですね。
それではタイプ別に対処法を見ていきます。
顔のテカリのタイプ別対処法
Aタイプ オイリー肌(遺伝・ストレス・思春期)の場合
このタイプの人が注意するのは
- 強い洗顔料は使わない。
- ゴシゴシこすらない。洗うときもタオルドライのときも常に。
- 洗顔しすぎない。1日2回まで。
- 熱いお湯で洗わない。特にお風呂のとき。
- シャワーを直接顔に当てない。
- 油とり紙を使い過ぎない。
です。
Aタイプの人は乾燥とは関係ないオイリー肌です。しかし1日に何度も洗顔したりゴシゴシこすることによって肌を傷めてしまうと、更に乾燥が加わることになってしまいます。
事態をさらに悪化させることになってしまいますので、洗いすぎないようにしてください。
また朝起きたときに洗顔料で顔を洗うことがある場合は、洗顔後につっぱる感じがするなら洗顔料の使用はやめてぬるま湯だけで洗顔するようにした方が良いでしょう。
洗顔後は収れん作用のある化粧水やさっぱり系の化粧水を使うことで、多少毛穴の開きを抑えることができます。あ、Aタイプの人は乳液は必要ないです。
夜の洗顔はお風呂ですることが多いと思いますが、湯船の熱いお湯をそのまま使ってしまいがち。洗顔するときは水を入れて、少し冷たいかなと思う程度のぬるま湯にしてから洗ってください。
油とり紙も少し使うなら良いですが、こちらも肌をこすることになってしまうので、テカリが気になる場合はティッシュで優しく抑えるようにして皮脂をとってください。
またストレスや思春期でテカっている場合は一時的にホルモンバランスが崩れている状態。
思春期の場合は思春期が終わるまでどうすることもできませんが、ストレスが原因になっている場合は一度自分の置かれている環境を見直し、ストレス除去の方法を考えてみてくださいね。
Bタイプ インナードライ(隠れ乾燥肌)の人
このタイプの人は、実は乾燥肌なのに洗いすぎなどの間違ったスキンケアをしていることが原因になっていることがほとんど。乾燥肌対策をすれば改善されることが多いです。
こちらのタイプもAタイプ同様
- 強い洗顔料は使わない。
- ゴシゴシこすらない。洗うときもタオルドライのときも常に。
- 洗顔しすぎない。1日2回まで。朝は水だけで十分。
- 熱いお湯で洗わない。特にお風呂のとき。
- シャワーを直接顔に当てない。
- 油とり紙を使い過ぎない。ティッシュで優しく抑える程度で良し。
が注意事項です。
少し違うのが、朝は洗顔料を使わなくても水だけで十分なので、少し冷たいかなと感じるくらのぬるま湯で洗顔してください。夜、お風呂で洗顔する場合も一緒で、熱いお湯は使わずに洗顔時は常にぬるま湯を使ってください。
よく海外ドラマや映画で顔にシャワーを当てているシャワーシーンとか出てきますが、あれは真似しちゃダメです。セクシーに見えてもダメです。肌に刺激を与えるだけですから。
洗顔料も使った後につっぱる感じがすればお肌に合っていませんので、洗浄力の弱いものに変えてみるなど、自分に合ったものを探してみてください。
更に注意点としては、洗顔後はすぐに保湿をすること。セラミド配合の化粧水は保湿成分が高いので良いと思います。化粧水だけでなく、乳液やクリームなどもつけるようにしてくださいね。
また、睡眠不足や冷暖房のつけすぎ、偏った食事も更に乾燥を招いてしまうので良くありません。生活習慣の見直しも必要です。
顔のテカリ防止には正しい洗顔方法を
どちらのタイプの人にも覚えて欲しいのが正しい洗顔方法です。
何度もしつこく言ってますが、熱いお湯はNGで絶対に少し冷たいかなと感じる程度のぬるま湯を使ってください!
1.手を洗う
顔を洗うのに手が汚れていては意味がありませんからね…。
2.ぬるま湯で顔を素洗いする
汗やホコリなどの汚れはこれだけで簡単に落ちます。
3.洗顔料を泡立てる。
泡で出てくるタイプの洗顔料が一番簡単ですが、そうでない場合は洗顔ネットでしっかり泡立ててください。きめが細かく、できるだけ多くの泡を頑張って作ってください。
4.泡を顔に乗せて優しく洗う
作った泡を顔に乗せて、絶対ゴシゴシこすらず泡だけで洗う感覚です。指が肌に触れないように。テカリが気になる部分は円を描くように泡を押し当てる感じで洗います。
5.すすぐ
泡が残らないようにしっかりすすぎましょう。特に髪の生え際やあごはすすぎ残しが多くなってしまう箇所なので、これでもかというくらい念入りにすすいでみてください。
ここでもうっかりゴシゴシしてしまわないように、優しくすすいでくださいね。
6.タオルで拭く
タオルは洗いたての新しいものを使ってくださいね。間違っても手を拭いた後のタオルとか使わないように。ここでもこすらないように気を付けながら、優しく肌に当てるようにして水を拭き取ってください。
そして洗顔後はAタイプの人は収れん・さっぱり系化粧水を、Bタイプの人は保湿をしてくださいね。
顔のテカリの原因・タイプ別対処法と正しい洗顔方法 おわりに
顔のテカリの原因と対処法をご紹介しました。
自分の肌がどちらのタイプかを見極めることが第一歩になるかと思います。
それが分かれば洗顔料の見直しや洗顔方法の改善などの体の外からのケアと、それで改善されない場合は生活習慣やストレスなど体の内側のケアをしてみてくださいね。