冬の寒い季節だったり柚子をたくさんもらったりすると、柚子湯に入ろうかなという気持ちになります。
冬至にはゆず湯に入るという風習がありますが、これは江戸時代から言い伝えられたもの。健康に暮らせるようにと、昔の人の知恵やゲン担ぎが今に伝わっています。
そんなゆず湯ですが、どうやって作るんでしょうか?ゆずを入れるタイミングは?
追い焚き機能は使える?
そんな疑問を解決です!
ゆず湯の作り方
いざゆず湯を作るとなると、どうやって柚子を入れたら良いか迷いませんか?
丸ごと? 半分に切る? 果汁は絞る?
ゆず湯の入り方は特に決まった方法はありませんが、柚子を切ったり潰したりすると肌への刺激が強くなります。
お風呂から上がったときにピリピリとした痛みを感じることもありますので、心配な場合は何もせずに丸ごと入れるのがおすすめ。
数はお好みで入れて大丈夫です。でも1~2個では寂しいので、5~6個はあると良いですね。
買ってきた柚子を入れるときは皮に農薬が付着している可能性があります。しっかり洗ってからお風呂に入れましょう。
★参考記事→ゆず湯でチクチクする原因と対処法は?肌がピリピリしない方法って?
柚子の香りをもっと楽しみたいとき
柚子を丸ごと入れていると、柚子の近くに鼻を寄せないと柚子の良い香りがしないんです。
「香りが物足りないな~、もっと柚子の香りを楽しみたいな~」というときはどうしたら良いでしょうか?
そんなときは以下のようにすると簡単に香りが楽しめますよ。
- 柚子の皮に包丁で切り込みを入れる
- 柚子の皮に竹串やフォークなどでプスプス穴を開ける
- 柚子の皮をところどころをおろし金や包丁などで削ってから入れる
- お風呂に浮かべる柚子とは別に、輪切りにした柚子をお皿などに入れお風呂に置いておく(お湯につけない)
ゆず湯にゆずを入れるタイミングは?
ゆず湯に柚子を入れるタイミングっていつでしょうか?
こちらはあまり深く考えなくても大丈夫です。湯船にお湯を張った後で柚子を入れればそれでOK。
私は香りをより楽しみたいので、お風呂に入る少し前にはゆずを入れておきます。
そうするとお風呂場に入った瞬間に柚子の良い香りがいっぱいに広がっているので、それだけで幸せな気持ちになれます笑
ゆず湯は追い焚きしても大丈夫?
ゆず湯を楽しんでいたら、ちょっとお湯がぬるくなってきた。
帰って来るのが遅くなった家族がいるからお風呂を温め直したい。
こんなとき、ゆず湯にした状態で追い焚き機能を使っても大丈夫なんでしょうか?
追い焚き機能は使えるには使えますが、使用するときは注意が必要です。特にオートで湯はりをしてくれるタイプのものは気を付けましょう。
心配なときは使わない方が良いかもしれません。
ゆず湯に限らず、追い焚き機能がついているお風呂の場合、入浴剤も使える種類が決められていることが多いです。
追い焚き機能はそもそもお湯を循環させて温め直す機能。湯船に今あるお湯をいったん取り込み、温め直してからまた戻すという方法です。
ゆずなどの食物のカスが給湯器や配管内に混入すると、沈殿して細菌や微生物のエサとなり繁殖しやすくなってしまいます。不衛生ですし、配管が傷んだり故障の原因にもなる可能性が。
果肉などが湯船に出ていないときは、ゆず湯が給湯器内に入ったからといってすぐに故障するわけではありません。しかし念のため、追い焚き機能を使用したときは配管内を洗浄するのがおすすめ。ゆず湯を使用した翌日は、自動湯はり機能を使用しましょう。
また恐る恐る追い焚き機能を使うより、普通に給湯でお湯を入れる方が安心です。しかも追い焚き機能を使うより熱効率が良いので、燃料代の節約にもなりますよ。
まとめ
ゆず湯の作り方と追い焚き機能は使えるかどうかについてご紹介しました。
- ゆずは切っていれると刺激が強くなるので、丸ごと入れるのがおすすめ
- ゆずの香りを楽しみたいときは、ゆずを切らずに切り込みを入れるなどする
- 追い焚き機能を使うときは翌日に自動湯はりをする
- 心配なときは追い焚き機能を使わずに給湯でお湯を足す
ゆず湯は気持ちの良い反面、肌トラブルや給湯器トラブルにもつながることがあります。
注意しながら楽しんでくださいね。
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