豆苗って最初スーパーで見かけたときは「どうやって食べるの?」って感じだったんですが、安いし美味しいし、今では我が家のマストアイテムです。
安い上に何気に栄養素もたくさん含まれているんですよ~。
例えば美容に欠かせないビタミンCや骨を丈夫にするビタミンKなど、女性にはうれしい栄養素が詰め込まれています。
100円と安い上に再生栽培も可能ということで、買ってきた豆苗をもう一度育てるときにはどういったことに気を付ければ良いんでしょうか?
豆苗の切り方から始まり、容器は何を使うのか、水はどれくらいあげるのか、どこで育てるかなど、絶対失敗しない豆苗の育て方のコツをご紹介します!
豆苗が再生する育て方のその前に…
豆苗を買ってきたら、とりあえず調理するために根っこの部分を切りますよね。
でもちょっと待って!
実はこの「切る」という行為にはすでに、豆苗を再生させるためのキーポイントが隠されています。豆苗を切るときにはどのあたりを切るかによって、その後再生させるときの育ち方に差が出るんです!
まず豆苗を袋から取り出してスタンバイしたら、根元の部分をよ~く見てみましょう。
そうすると、小さな芽のようなものがついているのに気付くと思います。
これは「脇芽」と呼ばれるものなんですが、これが再生させるときに必要な赤ちゃんの芽です。
この脇芽が伸びることによって再生栽培ができるんです。
なので切るときは脇芽の上を切るようにします。
だいたいで良いので、こんな感じで脇芽の上に包丁を入れてくださいね~。
「脇芽の上を切る」ということに気を付けるだけで、8割方、再生栽培に成功したようなもんです。
豆苗の再生に使う容器は?
豆苗を再生させるときに使う容器って、何を使えば良いか案外悩むんですが…。
これって実はそんなに深く考えなくても大丈夫です。その辺にある空き容器やお皿なんかで大丈夫。
うちの場合は家にあったタッパーがドンピシャの大きさだったので、豆苗の再生には必ずこのタッパーを使っています。
こんな感じで育てていますよ。
試用する容器の大きさとしては、根っこがすべて水につかるくらいの、平らで深めの容器なら何でもOKです。
複数個を育てたい場合は、別々の容器に豆苗を1つずつ入れるのがおすすめ。
最初の頃は良いんですが、芽が伸びてくるとからまりやすいんですよね…。なので離しておけるように別々に入れておいた方が良いです。
豆苗の再生のための水の量や水やり方法は?
豆苗を再生させるには、水の量と水やりが重要になってきます!これを失敗するとうまくいかないと言っても過言ではありません。
まず水の量ですが、豆苗の根っこの部分だけに水がかかるように量を調整します。水の量は本当に大事!
このときに種が浸かるくらいたくさん水を入れてしまってはダメです。種がズルズルになって腐ります。
こんな感じで根っこの部分だけが水に浸かるように入れてくださいね~。なんか少ないかな、くらいで丁度良いです。
(指がある箇所が水位です。)
で、次に大切なのが水のやり方。
水やりは減った分だけの水を加えるんじゃなくて、水を総入れ替えします。古い水は全部捨てて、新しく入れ直すってこと。
涼しい&寒い季節は1日1回ほど水の入れ替えをするだけでOK。
でも夏場は水が傷みやすいので、1日2回ほど水の入れ替えをします。
水やりは特に肥料などをやらなくても大丈夫です。水だけで十分育ちますよ。
豆苗の再生には日光が必要
豆苗もやはり植物なので、成長のためには日光が必要になってきます。
そこで、どこで育てるかということになってきますが、おすすめは日当たりの良い室内です。
室外で育てると虫がつくし(これは絶対にイヤだ)、ちょっと固めの豆苗ができてしまいます。
豆苗って室温や水温が管理されている環境で育てられているので、あまりに寒いところや暑いところは苦手です。
要は人が過ごしやすいと思う環境で、適度に日光に当てて育ててあげれば大丈夫です。
豆苗が再生したら食べ頃はいつ?
豆苗は温度にもよりますが、だいたい1週間か10日くらいで背丈も十分に伸びます。
放っておいたらどんどん伸びるので、私の場合は「買ってきたときと同じくらいの背丈になったら」か「10日前後」で食べるようにしています。
豆苗の再生は何回まで?
よく疑問に挙がるのが、豆苗は何回まで再生できるのかということですが、脇芽の部分を見てもらったら分かりますよ~。
根元の部分をよく見てみると、上と下に二つ脇芽が出ていますよね。これは「2回再生ができる」ということです。
1回目は上の方にある脇芽が育って伸び、2回目の再生のときには今度は下にある脇芽が育つというわけ。
でもこれ、いつもいつも2回再生ができるってわけでもなくてですね。
秋~冬なんかの寒い時期は2回の再生が楽しめますが、夏なんかは暑くて根っこが傷みやすいので1回しか収穫できないことが多いです。
目安として暑い時期は1回、寒い時期は2回再生できると考えておいた方が良いでしょう。
1回目で再生した豆苗を収穫して2回目を再生させたいときは、同じく脇芽を残して切るようにしてくださいね。
おわりに
絶対失敗しない豆苗を再生させる育て方のコツをご紹介しました!
豆苗を切る場所を間違えないことと、水やりがきちんと出来ればまず失敗することはありません。
意外と簡単なので是非チャレンジしてみてくださいね!
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